8月4日(月)、理科実験教室が行われました。今回は”静電気”の実験です。この内容は、中学2年に習うもので、1学期の期末考査に出題されていました。
まずは、黒板で静電気と、電気の流れるしくみを、ホワイトボードに書かれたモデル図を見ながら説明を受けます。電子やら、電流やら少し難しい言葉も飛び出してきて、ちょっと戸惑う場面もありましたが、実験方法の説明になると、みんな食い入るように真面目に話を聴いていました。
さて実験です。3人組で1チームをつくり、1人がセーターやカーディガンなどの静電気が起こりやすいものを着て、発泡スチロールの板の上にのります。その子は、3人の中央に位置します。別の子は、中央の子と向き合いながら、蛍光灯の端を握り合います。残りの一人は、プラスチックの下敷きで中央の子の背中を激しくこすります。ある程度こすったところで下敷きを離すとどうでしょう!なんとびっくり!蛍光灯が一瞬、光るではありませんか!「光った!光った!」「体に電気が流れてる!」「静電気で蛍光灯がつくなんて!」みんなのテンションが一気に上がります!こすり方がうまい子は、静電気がたくさん発生して、かなり明るく、しかも連続で光っていました!

実験後は、まとめと感想を書いて、今回の実験は、無事大成功で終わりました。季節がら、静電気が起こりにくい時期なので、少し心配でしたが、うまく光って何よりでした。(湿度20%以下、温度25度以下でないと、なかなか静電気は起こりません。今回は、エアコンを早い時間からフル回転させて、教室の温度と湿度をさげて実験を行いました)次回は、12月を予定しています。みんなお楽しみに