やはり1月は行ってしまった。
大学入試センター試験を皮切りに受験シーズンが始まった。
2月は逃げる。
節分と言えば豆まき。昔は、住宅街のあちらこちらで、
「鬼は外、福は内」の声が聞こえていた。僕たち子どもは、
お父さんを鬼にして、ケラケラ笑いながら豆をぶつけていた。
今は「恵方巻」なるモノが流行っているらしい。この「恵方巻」
元は大阪の商人が始めた縁起担ぎである。その年の恵方
(ラッキーな方角)を向いて、黙って巻き寿司をかぶりつくという。
なるほど、家々からにぎやかな笑い声が消えたわけだ。
恐るべし、コンビ二の力。(数年前、大手コンビ二が流行らせた。)
以前の風習は商業主義により一変させられる。
しようがないことか。
わが国日本は明治時代、文明開化の名の下、日常生活の洋風化
を急速に普及させた。
暦も明治5年(1872年)12月3日を明治6年1月1日とした。
いわゆる太陽暦の採用である。そして欧米の功利主義が日本に浸
透していく。
受験シーズンは3月まで続く。
お母さん方に言いたい。
お弁当は「ビニール袋」より「お袋」
最後の1点は愛情あるお弁当で決まる。