松井の説教部屋

    おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり

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                     「人生、片道切符よ!」

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ブログ

新時代の幕開け

新時代の幕が開いた。

以下、宮内庁ホームページより

即位後朝見の儀の天皇陛下のおことば(令和元年5月1日)

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日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより,ここに皇位を継承しました。
この身に負った重責を思うと粛然たる思いがします。
顧みれば,上皇陛下には御即位より,三十年以上の長きにわたり,世界の平和と国民

の幸せを願われ,いかなる時も国民と苦楽を共にされながら,その強い御み心を御自身

のお姿でお示しになりつつ,一つ一つのお務めに真摯に取り組んでこられました。上皇

陛下がお示しになった象徴としてのお姿に心からの敬意と感謝を申し上げます。

ここに,皇位を継承するに当たり,上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し,

また,歴代の天皇のなさりようを心にとどめ,自己の研鑽さんに励むとともに,常に国民

を思い,国民に寄り添いながら,憲法にのっとり,日本国及び日本国民統合の象徴として

の責務を果たすことを誓い,国民の幸せと国の一層の発展,そして世界の平和を切に希望

します。

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いい時代に生まれた。つくづくそう思う。

 

改元

「内らかに外る」

「地らかに天る」

昭和天皇の崩御に伴い、あわただしく、劇的だった平成への改元。

「喪に服す」(当時流行った言葉だ。)日本中がそういうムードの中の改元だった。

一部のテレビ局を除いて、どのチャンネルも天皇崩御の報道特番を組んだ。

歌舞音曲の自粛(これも当時流行った言葉)は日本人のモラルとされた。

「新しい元号は平成であります。」

日本国民は歴史上はじめてテレビ報道で新元号を知らされた。

これから何が起こるのか誰にもわからなかった。

昭和64年1月7日昭和天皇崩御、その数時間後に新元号は発表された。

翌日の1月8日から平成元年となった。改元後も日本は喪に服したままだった。

平成も三十余年の時が流れ、間もなく、この時代に幕が下りる。

ゆとりある中で事務的に事が運んだ新元号の発表。

「新しい元号は令和であります。」

待ってましたとばかりに、その瞬間をスマホで撮影する日本人。

みな歴史の証人になりたいのだ。いや、お祭りムードの中に溶け込みたいと

いった方が正解かも知れない。

5月1日令和元年となる。日本はゴールデンウィーク。

10連休の始まりだ。 めでたし、めでたし。

歴史的プレゼンテーション

 3月は卒業シーズン。親にスマホをねだる中高生も
多いのではないだろうか。
今月は、アップル元CEO故スティーブ・ジョブズの
歴史的プレゼンテーションを紹介しよう。

                   2007年1月
This is the day.
今日がその日だ。

I’ve been looking forward to for two and
a half years.
2年半、この日が来るのを心待ちにしてきた。

Every once in a while a revolutionary
product comes along that changes everything.‥‥ 
数年に一度、世の中を変えてしまう革新的な製品が登場する。‥‥

‥‥Today, we’re introducting three
      revolutionary products of this class.
‥‥ 今日、革命を起こす新商品を3つ発表する。

The first one is a widescreen iPod with
touch controls.
まず1つ目、ワイド画面でタッチ操作のiPod。

The second is a revolutionary mobile phone.
次に、革命的な携帯電話。

And the third is a break through internet
communications device.
3つ目は、画期的なインターネットコミュニケーション
通信機。

So three things.
この3つだ。

Are you getting it ?
分かってきたかい。

These are not three separate devices.
これらは3つに分かれていないんだ。

This is one device.
これは1つの製品なんだ。

And we are calling it.
名前はこう呼ぶ。

iPhone.

Today Apple is going to reinvent the phone.
今日新たに、アップルが電話を再発明するんだ。」
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このプレゼンテーションから4年後、彼は亡くなった。
56歳だった。
スマホ登場から12年。今や指先一つで世界の扉が開く。
卒業式、記念写真をスマホで、という親子も多かったのでは。

阪神淡路大震災から24年

 発生から24年がたった阪神淡路大震災。犠牲者は6434名。

その多くは建物の倒壊などによる圧迫死だという。

こうなれば、地震による被害【天災】ではなく人による被害【人災】だといえる。

 この悲劇を教訓に、国は2度に渡り、法改正を行い、「耐震改修促進法」を充実

させてきた。しかし、現状、耐震化は遅れている。

「天災の被害を大きくするのは人災である。」 

80年以上も前に出版された「天災と国防」で、寺田寅彦はそう指摘した。

 彼は明治、大正、昭和を生きた。私たちは、平成の終焉に生きている。

そして、3ヶ月後には新しい時代を迎える。

 時代の変遷とともに、私たちは、【安心】【安全】を求め続けてきた。

だからこそ忘れてはいけない警句がある。

「天災は忘れたころにやってくる。」

 平成7年1月17日に発生した阪神淡路大震災の時、

「神戸で大きな地震は起きない」と、誰もが思っていた。

その十年後の3月に発生した福岡県西方沖地震の時も、

福岡市民は、福岡で大地震が起こるなどとは夢にも思っていなかった。

 シェークスピアは言う、

「安心、それが人間のもっとも身近にいる敵である。」と。

 

平成 三十一文字

 平成三〇年を表す漢字は「災」。

確かに、自然災害に見舞われた一年だったように思う。

豪雨、台風、地震、噴火。そして、そこから露呈する人為的被害。

道路、河川の護岸・建築物等、国が定める基準通りだったのだろうか。

そう疑わしくなる光景をテレビは映し出していた。

 年が明け、3日目となる昨夜も熊本で震度6の地震があった。

耐震偽装等での人災による被害が出てなければよいが・・・。
 

 被害に遭われた方々にはお見舞いを申し上げます。

 「天災は忘れた頃にやってくる。」と戒めたといわれるのは、

物理学者で随筆家でもあった、寺田寅彦。夏目漱石が英語教師として

赴任した熊本五高(現熊本大学)時代の教え子だ。

その寺田博士の言葉である。
 
 「疑うがゆえに知り、
        知るがゆえに疑う。」

 動き出した、短き平成三十一年に希望を託そう。
 
  
  「好きなもの
       イチゴ珈琲花美人
            懐手して宇宙見物」
                     寺田寅彦