松井の説教部屋

    おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり

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                     「人生、片道切符よ!」

12月

郷に入れば郷に従え

今月の市政だより、市長からのメッセージに

「・・・福岡市内に暮らす外国人は約5万1千人で過去最高を記録しました。

今後もさらに増加することが予想されます。・・・」

当然、このくだりは、「お互いを理解し多様性を認め合うことが大切です。」と、教科書通り。

まぁ、そうなるわな。

しかし実際はどうなのだろう、市井の人たちの暮らしの場では、些細なトラブルから凶悪事件まで・・・

日常に発生する諸問題一つ一つに、お互いを理解し多様性を認め合うことができるのだろうか。

日本人同士でも不可能なのに、文化も習慣も違う外国人相手だと、なおさらのことではないのか。

この件に触れると、「それは偏見です。」「それは差別です。」と言ってくる、

どこまでもお人好しの日本人がいることもまた、いとおかしである。

冗談はさておき、多文化・共生社会に限らず、日本人同士でも、夫婦間、友達間、

兄弟・姉妹間すべてに言えることだが、お互いを理解することは、お互いの共通点を探すことではなく、

お互いの違いをきっちり理解することではないだろうか。

そう考えれば、「そもそも違うのだから。」と、お互いに許しの心が生まれ、お互いに優しくできるとは思うが

・・・ダメかな。

この数年、激流が如く押し寄せる多文化・共生社会。「激流を制するは静水。」

そういったのはトキ(北斗の拳)。「流れに逆らえば飲み込まれる。むしろ激流に身を任せ同化する。」・・・

が、同化するのが日本人ではおかしい。

ここは日本。郷に入れば郷に従え。

行政には、入国者に対し入国前にしっかりと日本の文化・習慣を教育して欲しいのだが。マジ、頼むよ。