松井の説教部屋

    おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり

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「行動は俺のもの、コメントは他のもの、俺の知ったことじゃない。」
                     「人生、片道切符よ!」

05月

本物の不死鳥たれ

 ただ勝てばいいのか。 

日大アメフト部の悪質タックルが社会問題化している。

名門中の名門の部活動で露呈した前近代的ともいえる独裁体制。 

そこに鎮座する指導者の前に 、選手たちは服従せねばならなかった。

ただ勝つために、彼らはそれを受け入れるしかなかった。

ただ勝つために、自らの意思は必要とされなかった。

ましてや、推薦入試や特待生として大学に入学した学生ともなれば、

なおさらのことだったろう。

 今 、マスコミはこの悪質な反則行為が監督の指示によるものだった

のかどうかを中心に番組を盛り上げている。

多くの著名人たちもSNSを通じて様々なコメントを寄せている。

各々好き勝手に物申している。 

そんな中、問題となった選手の会見が行われた。

「反則行為は監督の指示によるものだった」と。 

この勇気ある行動と発言にネット上でも多くの称賛の声が上がった。

彼は自分を支配していた巨大な権力に自らの意思を貫いた。

彼は自由になった。

皮肉にも大好きだったはずのアメフトをやめることとひきかえに。

 人生100年時代。 彼の今後は本当に長い。

ただ勝つことより、正々堂々と生きることを選んだこの二十歳の

青年にエールを送りたい。

「本物の不死鳥たれ」

歴史的会談

 朝鮮半島で歴史的な会談があった。 韓国と北朝鮮両首脳のトップ会談がそれだ。

調印された「板門店宣言」の内容は、[1953年から休戦中の朝鮮戦争の終結を年内に目指す]

ことや、[完全な非核化により、核のない朝鮮半島の実現を目指す] ことなどからなるもので、

恒久的に南北が平和体制を構築・協力する認識で一致。

 さて、思い出すのは、2002年、我が国と北朝鮮が交わした「ピョンヤン宣言」。

北朝鮮の核開発問題に関して、北朝鮮側は、[国際的合意を遵守する]旨を表明していたが、

半年もたたない内に核開発再開。 国際原子力機関(IAEA)の査察官を国外追放する始末。

その後のミサイル乱射は、みなさんご存知の通り。
 
 日本、アメリカをはじめとする対北朝鮮への経済制裁で、北朝鮮が食糧難に陥っていることは事実。

多数の餓死者の報道もある。

 ようやく目を覚ましたか。

「なんか食わせろ そんなもんじゃねえ」

 北朝鮮の正式名称は・・・朝鮮民主主義人民共和国