松井組生徒諸君、合宿よくがんばったね。
俺自体の合宿参加時間はあまり無かったけれど、2日めの朝のお前達の授業態度を見れば、
何かが変わっていることには容易に気づく。
何かが変わっていっている。 当然プラス方向に。 一言で言うならば「成長している。」
これからが受験体制の本番となる。 目標をぶらさず、勝つための準備を一つ一つこなしていってくれ。
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「行動は俺のもの、コメントは他のもの、俺の知ったことじゃない。」
「人生、片道切符よ!」
松井組生徒諸君、合宿よくがんばったね。
俺自体の合宿参加時間はあまり無かったけれど、2日めの朝のお前達の授業態度を見れば、
何かが変わっていることには容易に気づく。
何かが変わっていっている。 当然プラス方向に。 一言で言うならば「成長している。」
これからが受験体制の本番となる。 目標をぶらさず、勝つための準備を一つ一つこなしていってくれ。
「原子ってどのくらいの大きさね?」四年生の誠一が尋ねる。
「とても小さいものだ。球の形をしているものとすれば、その直径は約一億分の一センチだね。」
略
「核ってどんなもの?」
「葡萄の中に種が集まっているだろう。あんなものさ。 原子核には中性子という粒と陽子という粒とがある。
陽子は電子をもっているが、中性子は電子をもっていない」
「原子が爆裂するとどうなる?」
「この中性子や陽子の一部がなくなって、その代わりに猛烈な力ができる。そしてそれが強い勢いで噴出すんだ。
その力で工場も家もぺしゃんこになったものさ。それから中性子なども一緒に吹き飛ばされてくる。
それが人間の身体に突っ込んでいろいろな原子病を起こしたんだ」
略
「原子は爆弾のほかに使いみちはないの?」
いいえ、あるとも。こんな一度に爆発させないで、少しずつ、連続的に、調節しながら破裂させたら、
原子力が汽船も汽車も飛行機も走らすことができる。
石炭も石油も電気もいらなくなるし、大きな機械もいらなくなり、人間はどれほど幸福になれるかしれないね」
「じゃ、これからなんでも原子でやるんだなあ」
「そうだ、原子時代だ。人類は大昔から石器時代、銅器時代、鉄器時代、石炭時代、石油時代、電気時代、電波時代
と進歩してきて、今年から原子時代に入ったんだ。 誠一も茅乃も原子時代の人間だ」
原子時代、原子時代と呟いていたいた子供も眠る。 ちろちろ虫頭の下で鳴いている。
人類は原子時代に入って幸福になるであろうか? それとも悲惨になるであろうか? 神が宇宙に隠しておいた原子力
という宝剣を嗅ぎつけ、捜し出し、ついに手に入れた人類が、この両刃の剣を振るっていかなる舞を舞わんとするか?
略
「長崎の鐘」 永井 隆 著より
62年前の今日、日本はポツダム宣言を受諾した。
宣言の内容は無条件降伏。
兵士として出征(戦場に行くこと)した日本人1000万人・・・成年男子の約4分の1
そのうち死者200万人。
一般国民の死者100万人。
家を空襲で焼かれた者1500万人。
今の俺達はその歴史の上に生きている。
11時2分、長崎の鐘が鳴った。
原爆投下から62年。
この悪魔は一瞬にして7万人以上の命を奪った。
その後も原爆病で7万人以上の人が亡くなっている。
平成の今日でも死者は増えている。
あの戦争は終わっていないのだ。
君たちは知っているだろうか?
長崎に原爆病院があり、爆心地公園があることを。
※広島にも原爆病院はあります。
8月に入り、台風5号(アジア名うさぎ)も去り、秋が迫ってきようぜ!!
受験生はこの夏に人生をかけ、とことん勉強しろよ。
9月、10月、11月は模試銀座。
模試が集中して行われる。その時生徒の口から出る言葉が
「夏休みちゃんとしとけばよかった。」
良い結果は良い原因からしか作られない。
良い結果を残したければ、今原因をつくれ!
今だ。今だ。今こそがチャンス。
”きょう一日を失う者は入試も失う”