松井の説教部屋

    おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり

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                     「人生、片道切符よ!」

08月

63年目の夏・知覧より

終戦の日の今日、松井の説教部屋を再開します。

諸君も神風特攻隊という言葉は知っているだろう。

大東亜戦争(太平洋戦争)末期、飛行機もろとも操縦士は肉弾となり

敵艦に体当たりする、その任務を負った部隊の通称である。

その特攻隊の主基地が鹿児島県の知覧(ちらん)町にあった。

出撃した兵士は10代~20代の若者。飛行士を目指した者もいれば、学徒出陣で徴兵された者もいた。

その隊員の遺影、遺品等を収集し展示している所がある。

”知覧特攻平和記念館”

何の為の戦争で、何の為の平和か。誰が犠牲になり誰が涙しなければならなかったのか。

この場所はそういうことを問いかけてくる。

残された遺影や遺品そして、遺書。 わずか60余年前の真実。

平和な時代に生まれ育った私達にできることは、過去(歴史)から学ぶことである。

過去〈歴史)と会話することである。

ここ ” 知覧特攻記念館 ” は、訪れなければならない場所の一つである。

63年目の終戦の日。昨日北京オリンピックで北島康介が200mでも

金メダルをとった。

平和がいいに決まっている。     

                      平成20年 8月15日  知覧より