今年も早いもので師走を迎えた。
年末恒例の流行語大賞にはラグビーワールドカップ日本大会で、
史上初のベスト8入りを果たした、日本チームのチームコンセプトである
「ONE TEAM」が選出された。
以下、令和という時代初年の世相を流行語ノミネートの言葉とともに
振り返ってみることにする。
「命を守る行動を」・・・ここ数年よく耳にする言葉だ。異常気象、
地震等の自然災害、そこから露呈する乱開発・耐震偽装等の人災を含めて、
肝に銘じておかなければならない言葉だ。
「軽減税率」・・・食費等の生活に関わるモノは消費税を8%に据え置く
というもの。(低所得者層救済の経過措置といわれる。)
平成から導入された消費税も3%→5%→8%そして令和元年10%に。
この税金本当に正しく使われているのだろうか。
桜を見るのも大事だが、無駄な国会議員の罷免が先だと思うのだが。
「キャッシュレス」・・・国が積極的に進めている政策。
今年はまさにキャッシュレス元年となった。
個人の購買活動が電子化され国の監視下になったと考えると身震いするのだが・・・。
「免許返納」・・・確かに、高齢者による交通事故が多発した年だった。
人生100年時代。都会と田舎の交通事情も絡み、難しい問題だ。
まだ平成だった今年4月、東京池袋での高齢者運転による交通死亡事故。
運転者は「上級国民」。
処分は、書類送検、逮捕ではなかった。