何がいけないのか。
例えば、発信元が週刊誌で、吉本の芸人が
反社会的勢力(以後反社)から金銭の授受があったとされる問題。
反社のパーティと知らずに仕事をこなし、ギャラを頂いた。
これの何が悪いのか。
(当然、犯罪者集団と知ってのことならば許されるものではないが。)
反社からのお金の受け渡しがいけないのなら、
その現場となったホテルも使用料をもらっているはず。
これは犯罪に加担したことにならないのか。
もっと言えば、その連中もファミレスに行くだろうし、
コンビニにも寄るだろう。
そこで代金を支払ってもらうことは犯罪に手を染めたということなのか。
一方通行のマスメディアに双方向のSNSが情報操作されている。
そして、そのSNSをマスコミがもっと魅力的に視聴者に流す。
もともと発信源は超商業主義の週刊誌。
1冊でも多く売るために話題性あるネタを、刺激的にクローズアップする集団。
これに連日放送局も加わる。あなた誰? 知らないコメンテータが饒舌をふるう。
SNSでは有名人らが毎日のようにツイートする。
今春放送されたドラマ3年A組で、
菅田将暉演じる高校教師、楓は生徒たちにこう語った。
「お前たちにはそれに気づかない麻痺した人間にはなってほしくなかった。
想像力を働かせて自分の言葉や行動に責任を持つ。
決断をする前に踏みとどまって、これが本当に正しいのかを問いただす。・・・」
情報化社会には、常に虚偽・偽装が潜んでいるものである。
一部の人間に都合の良いよう、操作されているものである。