今年こそは良い年になりますようにと、一年の計は元旦にあり、
とばかりに、お正月に誓った『あのこと』『このこと』、
はりきって立てた計画も、夢幻となってはいないでしょうか。
まだ、小正月(一月十五日)も迎えていないのに早くも挫折
したのではこの一年、先が思いやられるばかりです。が、
「挫折したのだからしょうがない」と開き直るのはやめましょう。
諦めるには早すぎます。
始めよければ終わりよし。終わりよければすべてよし。
一年の計は元旦にあります。
やっぱり、初めが肝心です。
古代より日本は太陰暦の国。そう考えれば、今はまだ師走、
十二月なのです。そうです。終わりよければすべてよしなのです。
中途半端だった『あのこと』『このこと』を一からやり直しましょう。
最後が肝心です。♪もう幾つ寝るとお正月・・・♯♪・・・あと少し
だからやりきれるはずです。
そのお正月、太陰暦では今年の元日は二月三日。
(ちょうど節分と重なります。)この日、心機一転、再度、
一年の計を立ててみてはいかがでしょうか。
福も鬼も呼んで景気良くやりましょう。
太陽暦の採用にあたっての通説は、文明開化・欧化政策の
一つとされるが、時は明治、富国強兵のスローガンのもと、
急速な近代化、例えば鉄道・徴兵制等により国家財政は困窮
していた。そんな折、明治六年は三年に一度の閏年。
つまり一三ヶ月あることになる。これでは官吏(国家公務員) に
一ヶ月分余計に給料を払わねばならない。
これを回避する手段として、太陽暦を採用したのだという。
当時財政の重責を担っていた大隈重信(早稲田大学創設者)が
これを断行した。また、太陽暦の利便性を国民に説いた人物は
慶応大学創設者の福澤諭吉。
太陽暦採用にあたっては、欧化政策よりも、こちらの説の方が
有力であるらしい。
ちなみに、親指と人差し指で円をつくって「お金」を表すこの表現、
最初にやったのは、大隈重信だという。
ははーん。 ソウケイ・OK・・・。
新春初笑いでした。