終戦の日の今日、松井の説教部屋を再開します。
諸君も神風特攻隊という言葉は知っているだろう。
大東亜戦争(太平洋戦争)末期、飛行機もろとも操縦士は肉弾となり
敵艦に体当たりする、その任務を負った部隊の通称である。
その特攻隊の主基地が鹿児島県の知覧(ちらん)町にあった。
出撃した兵士は10代~20代の若者。飛行士を目指した者もいれば、学徒出陣で徴兵された者もいた。
その隊員の遺影、遺品等を収集し展示している所がある。
”知覧特攻平和記念館”
何の為の戦争で、何の為の平和か。誰が犠牲になり誰が涙しなければならなかったのか。
この場所はそういうことを問いかけてくる。
残された遺影や遺品そして、遺書。 わずか60余年前の真実。
平和な時代に生まれ育った私達にできることは、過去(歴史)から学ぶことである。
過去〈歴史)と会話することである。
ここ ” 知覧特攻記念館 ” は、訪れなければならない場所の一つである。
63年目の終戦の日。昨日北京オリンピックで北島康介が200mでも
金メダルをとった。
平和がいいに決まっている。
平成20年 8月15日 知覧より