松井の説教部屋

    おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり

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「行動は俺のもの、コメントは他のもの、俺の知ったことじゃない。」
                     「人生、片道切符よ!」

2018年

平成のシングルCD売り上げ1位

 平成も最後の冬、そして新年へのカウントダウン・・・

お待たせしました40代以上の皆さん、「あの時、君は、若かった。」ということで、

邦楽シングルCD売り上げ年間1位を調査してみました。

元年 Diamonds [プリンセス・プリンセス]
2年 おどるポンポコリン[B・Bクィーンズ] 
3年 ラブ・ストーリーは突然に [小田和正]
4年 君がいるだけで [米米クラブ]
5年 YAH YAH YAH [CHAGE & ASKA]
6年 innocent world [Mr.Children]
7年 LOVE LOVE LOVE [DREAMS COME TRUE]
8年 名もなき詩 [Mr.Children]
9年 CAN YOU CELEBRATE? [安室菜美恵]
10年 誘惑 [GLAY]
11年 だんご3兄弟 [速水けんたろう、茂森あゆみ]
12年 TSUNAMI [サザンオールスターズ]
13年 Can You Keep A Secret? [宇多田ヒカル]
14年 H [浜崎あゆみ]
15年 世界に一つだけの花 [SMAP]
16年 瞳をとじて [平井堅]
17年 青春アミーゴ [修二と彰]
18年 Real Face [KAT-TUN]
19年 千の風になって [秋川雅史]
20年 truth / 風の向こうへ [嵐]
21年 Believe/曇りのち、快晴 [嵐 矢野健太 staring Satoshi Ohno]
22年 Beginner [AKB48]
23年 フライングゲット [AKB48]
24年 真夏のSounds good! [AKB48]
25年 さよならクロール [AKB48]
26年 ラブラドール・レトリバー [AKB48]
27年 僕たちは戦わない [AKB48]
28年 翼はいらない [AKB48]
29年 願いごとの持ち腐れ [AKB48]
30年 Teacher Teacher [AKB48]

 40代以上の皆さん、いかがでしたでしょうか。

最近の曲は???という方も多いのではないでしょうか。

しかし、「時代についていけてない。」と落胆する必要はありません。

以前のように、CDの売り上げ枚数が世相を反映する時代は終わっています。

それは、ここ数年ダウンロードによる楽曲の購入が増えたことと、

AKBに見られるように1個人による爆買いが売り上げを操作しているからです。

 ちなみに昨年のダウンロード1位は星野源「恋」でした。

 知らない!? 遅れてますよ。

キムチ と かぼちゃ

十月二五日、伯父の命日であった。

伯父は七四年前、フィリピン沖で戦死した。

俗にいう、レイテ沖海戦。

古い話である。

 そんな時代、日本統治下の朝鮮半島から日本本土に徴用され、

過酷な労働を強いられた人達がいた。

 昨日十月三〇日、

韓国の最高裁がそんな元徴用工への賠償を日本企業に命じる判決を下した。

戦後の歴史を紐解けば、五十数年前に締結された日韓基本条約・日韓請求権・

経済協力協定でこの問題は解決済みのはずである。

日本はとっくに賠償責任を果たしている。その賠償による経済援助により、

今日の発展があったのではないのか。植民地問題にしても政治的解決の上に、

国交正常化が実現したはずなのだが。

 元徴用工の方々のケアは、韓国政府がすべきことである。そのための賠償だったのだから。
 
 きょう十月三一日、

戦争を知らない子どもたちは、どこぞの国の風習を勘違いし、仮装して渋谷でバカ騒ぎをしている。

日本はその国と戦争をし、その国の統治下にあった昔などなかったかのように。

お月見

近世、江戸期より、庶民にもその風習が浸透した「お月見」。

今宵、観月の夜。九月二四日、福岡の空はくもり。

芭蕉の句を借りるなら、

 名月や 曇天日和 さだめなき

といったところだろうか。

ならばよし、先人の風情を味わうことにする。

  名月や 池をめぐりて 夜もすがら
                 松尾 芭蕉

  名月を とってくれろと 泣く子かな
                  小林 一茶
 
  名月や 叩かば散らん 萩の門
  名月の こよひに死ぬる 秋の蚊か 
                  正岡 子規

  名月や 故郷遠き 影法師
                 夏目 漱石

自由律の巨人、山頭火はこう詠む

 月も 水底に 旅空が ある

そういえば、ZOZOTOWNを運営する前澤友作氏が、

世界初の宇宙船の民間人搭乗者になるらしい。

この宇宙旅行、1週間かけて月と地球を周回飛行

するというもの。38万㎞彼方への旅に出かけるとは、

さすが、時代の寵児である。

この月への旅、風流の軌道からは外れるも、

山頭火風に詠むなら、
 
月も 金脈に 旅空が ある

ミスターサマータイム

 平成最後の夏、暑かった。

連日の猛暑日。

そんな折、森元首相(現東京五輪・パラリンピック組織委員会会長)の

一言から始まったサマータイム導入案。

これを受けて、政府は検討に入ったということなのだが・・・

 かつてGHQ統治下の日本に導入されていたサマータイム。

これを知る94歳のおじいさんは言う、「日本に合うわけなかろうもん。

睡眠不足の中での残業。いい思いではない。」とばっさり。

確かに、これが導入された戦後間もない昭和23年と現在では日本人の

余暇の楽しみ方は違う。ましてや企業にコンプライアンス(法令を厳密

に守ること)などなかった時代の話ではあるが、このおじいさんの言葉、

あながち、70年の時の移りの中での時代錯誤でもなさそうである。

 というのも、現在欧州連合(EU)ではサマータイム廃止へ議論が活発化

しているというのだ。理由は睡眠障害等健康へ悪影響を及ぼすからだそうだ。

 さて、森元首相に端を発した今回のサマータイム導入案、東京大運動会の

ために日本中を混乱させるのもどうだろうか。

 2020年、マスコミ報道各社はオリンピック特集で盛り上がり、

以前サマータイム導入の議論があったことにも触れるだろう

「あれは遠い夏の日の幻」と。

福岡今昔暑さ談義

「命に関わる危険な暑さ」・最近毎日のように耳にする言葉だ。

これは体温以上の暑さに対しての警戒的表現のようだ。

ここ数年、地球温暖化やヒートアイランド現象の影響なのだろうか、確かに暑い。

そこで、今年の7月の気温が過去同月と比べてどれくらい上昇したのか、興味半分調べてみた。

下表がそれだ。20年前、30年前と比較すれば今年の7月は暑かったといえるが、

40年前と比べると、むしろ40年前1978年の方が暑かったのではないかと思う。

平均気温は全く一緒だ。

過去単年の単純比較なので、野次馬的に見てもらえばいいのだが・・・・・、

一つ思い出したことがある。

1978年の福岡といえば「福岡大渇水」の年だ。雨が降らず、市全域に給水制限がしかれ、

「水」は給水車による配給となり、都市機能がマヒした年だ。

今年はその非常事態の年と同じ暑さだったのか。

40年前の非常は今や日常。水分補給お忘れなく。

44

成人年齢18歳法制化

 成人年齢の18歳引き下げが法制化された。施行は2022年4月1日。

現中学2年生がその対象となる。

明治以来約140年続いた成人年齢の見直しとなるのだが、そもそもなぜ、

安倍政権は今国会中にこの法案を通す必要があったのだろうか。
 

 急いでる感、半端ないって。
 

 そこで、姪浜駅界隈のご意見番に話を聞いた。

自営業クマさん・・・日本は少子高齢化やから、若者の社会参加を早めた

かったっちゃないとや。  でもこれは表向き。本当は税収と消費拡大ば、

ねらっとっちゃろうもん。

 会社員トラさん・・人生100年時代ばい、むしろ成人年齢を引き上げた

方が理にかなっとうように思えるっちゃけどね。

 主婦ウメさん・・・誰かが言いよったばってん、今の日本人の精神年齢は

昭和以前の年齢の7割やげな。あんた18歳ばい、7割にしてんしゃい、あた

したちの頃じゃ12歳。・・よかとね。

 塾で働くマッさん・・・どげんでもよかばってん、施行される年の18歳だけ

が成人になるとかいな。

19歳や20歳も同じ年に一気に成人になるとかいなね。

成人式会場足りるとや。スーツ売れろーね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・おっと、憲法改正うまくいくばい。

ホームページ新サイト移行中

まもなく、義修館のホームページが新サイトへ完全移行

となります。しばらくは、新旧サイトが混在するかとは

思います。

新サイトでは、受験情報を充実させるつもりです。(秋を

めどに!)

本物の不死鳥たれ

 ただ勝てばいいのか。 

日大アメフト部の悪質タックルが社会問題化している。

名門中の名門の部活動で露呈した前近代的ともいえる独裁体制。 

そこに鎮座する指導者の前に 、選手たちは服従せねばならなかった。

ただ勝つために、彼らはそれを受け入れるしかなかった。

ただ勝つために、自らの意思は必要とされなかった。

ましてや、推薦入試や特待生として大学に入学した学生ともなれば、

なおさらのことだったろう。

 今 、マスコミはこの悪質な反則行為が監督の指示によるものだった

のかどうかを中心に番組を盛り上げている。

多くの著名人たちもSNSを通じて様々なコメントを寄せている。

各々好き勝手に物申している。 

そんな中、問題となった選手の会見が行われた。

「反則行為は監督の指示によるものだった」と。 

この勇気ある行動と発言にネット上でも多くの称賛の声が上がった。

彼は自分を支配していた巨大な権力に自らの意思を貫いた。

彼は自由になった。

皮肉にも大好きだったはずのアメフトをやめることとひきかえに。

 人生100年時代。 彼の今後は本当に長い。

ただ勝つことより、正々堂々と生きることを選んだこの二十歳の

青年にエールを送りたい。

「本物の不死鳥たれ」

歴史的会談

 朝鮮半島で歴史的な会談があった。 韓国と北朝鮮両首脳のトップ会談がそれだ。

調印された「板門店宣言」の内容は、[1953年から休戦中の朝鮮戦争の終結を年内に目指す]

ことや、[完全な非核化により、核のない朝鮮半島の実現を目指す] ことなどからなるもので、

恒久的に南北が平和体制を構築・協力する認識で一致。

 さて、思い出すのは、2002年、我が国と北朝鮮が交わした「ピョンヤン宣言」。

北朝鮮の核開発問題に関して、北朝鮮側は、[国際的合意を遵守する]旨を表明していたが、

半年もたたない内に核開発再開。 国際原子力機関(IAEA)の査察官を国外追放する始末。

その後のミサイル乱射は、みなさんご存知の通り。
 
 日本、アメリカをはじめとする対北朝鮮への経済制裁で、北朝鮮が食糧難に陥っていることは事実。

多数の餓死者の報道もある。

 ようやく目を覚ましたか。

「なんか食わせろ そんなもんじゃねえ」

 北朝鮮の正式名称は・・・朝鮮民主主義人民共和国