「命に関わる危険な暑さ」・最近毎日のように耳にする言葉だ。
これは体温以上の暑さに対しての警戒的表現のようだ。
ここ数年、地球温暖化やヒートアイランド現象の影響なのだろうか、確かに暑い。
そこで、今年の7月の気温が過去同月と比べてどれくらい上昇したのか、興味半分調べてみた。
下表がそれだ。20年前、30年前と比較すれば今年の7月は暑かったといえるが、
40年前と比べると、むしろ40年前1978年の方が暑かったのではないかと思う。
平均気温は全く一緒だ。
過去単年の単純比較なので、野次馬的に見てもらえばいいのだが・・・・・、
一つ思い出したことがある。
1978年の福岡といえば「福岡大渇水」の年だ。雨が降らず、市全域に給水制限がしかれ、
「水」は給水車による配給となり、都市機能がマヒした年だ。
今年はその非常事態の年と同じ暑さだったのか。
40年前の非常は今や日常。水分補給お忘れなく。