夏が終わった。
受験生にとっては、入試までのカリキュラムが半分終わったことを意味する。
繰り返し使ってきた言葉、「夏を制す者は入試を制す」この意味は「入試を制さない者は
夏を制さない」という言葉を導く。
後悔しても無駄である。時間は戻っては来ない。
過去に反省し、今日を起点に再出発するしかない。
夏の甲子園、高校野球、佐賀北高校の活躍は素晴らしかった。
公立高校でありながらの優勝。
劇的な満塁ホームラン。 私たちには彼らの栄光しか見ることができない。
しかし、私たちの見えないところで佐賀北野球部は、努力を怠ることなく、
日々の苦しい練習に耐えてきたのだ。
365日、全国制覇という一瞬の喜びのために。
「目標を持つ」とはそういうものだ。 勝つための準備、準備、準備。努力、努力、努力。
そして栄光は一瞬。
その一瞬に全てをかけるから美しいのだ。 一日一日を積み重ねたものが計り知れないパワーを生む。
忍耐力技術、自信・・・。
9月になった。あと3ヶ月で師走がやってくる。
時間は去り行く。