一八三二年 失業する
一八三三年 ビジネスに失敗し多額の借金を負う
一八三五年 恋人が死去
一八三六年 神経衰弱になる
一八三八年 議長選に敗れる
一八五四年 上院議員選挙に敗れる
一八五八年 再度上院議員選挙に敗れる
なんと失敗続きの人生だろうか。不運の連続ともいえる。
しかし、彼は一八六一年 アメリカ合衆国第一六代大統領に当選する。
彼の名は、エイブラハム・リンカーン。
先月二〇日、オバマ、第四四代合衆国大統領の就任演説は記憶に新しい。
この演説はワシントンの連邦議会議事堂前で行われた。
そこにはリンカーンの像がある。 新大統領はその前で国家の結束を訴求した。
リンカーンの名言「人民の人民による人民のための政治」を引用して・・・。
エイブラハム・リンカーン、見事なまでの失敗続きの人生。
そして、諦めない人生。
彼の生き方は「成功するまでやれば必ず成功する」ことを教えている。
「失敗とは成功する前にやめることである」と言ったのは経営の神様、故松下幸之助さん。
諦めない生き方。成功するまで続ける不撓不屈(ふとうふくつ)の精神。
最後に、
「才能も素質もなかった。何をやっても不器用だった。そんな俺にできることは一つしかなかった。
努力し続けることしかできなかった。」
王者と呼ばれるスポーツ選手の言葉