大変失礼とは思うが、お粗末な会見であった。
新型ウイルス感染拡大の
「緊急事態宣言」発表後のWHO事務局長のことである。
その中で彼は、「並外れた対策だ。」と中国当局の一連の対応を賞賛し、
「中国への渡航制限の理由はまったくない。」といいきった。
極めつけは、「この宣言は中国に対する不信任投票ではない。」とまで。
どこまで中国経済に忖度する気なのか。
事態は一刻を争う非常事態。
にもかかわらず、この一週間前、
WHOは緊急事態宣言を
時期尚早として一度見送っているのだ。
これも、中国に遠慮してのことだったろう。(それとも圧力か。)
この空白の7日が致命的なものにならなければいいが。
その中国より伝わった風習の一つに「豆まき」がある。
魔の目めがけて、魔を滅するということから豆に通じているらしい。
無病息災を祈って行うこの「豆まき」、
世界各地で感染が拡大している、新型コロナウイルスが滅しますように。
「鬼は外、福は内」。