松井の説教部屋

    おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり

このブログは双方向機能の設定はしていませんので、コメントの入力はできません。また、モデレートも承認しませんのでご了承下さい。
「行動は俺のもの、コメントは他のもの、俺の知ったことじゃない。」
                     「人生、片道切符よ!」

2025年

神話を少々 「天孫降臨」

お米の国ニッポン。それは遥か古(いにしえ)、神々の時代まで遡(さかのぼ)る。

・・・・・  「天孫降臨(てんそんこうりん)」 ・・・・・

日本の最大神である天照大神(あまてらすおおみかみ)から地上(日本)を統治するようにとの命を受け、

孫のニニギノミコトが、天界の高天原(たかあまはら)から神々を引き連れ、地上(日本)に降り立った。

これにより、地上(日本)は平定され、実り豊かな国になっていくのだが、

その礎(いしずえ)に、稲作があったのは承知の通りである。

 

日本はお米とともに栄えたのだ。

 

ちなみに、ニニギノミコトの両親とも、豊作をもたらす神であり、

ニニギノミコトの名の意味は、「玉のように輝く農具を持ち、天地が豊かに賑わう神」だ。

 

また、ニニギノミコトの孫は初代天皇の神武(じんむ)天皇。数えて、今上(きんじょう)天皇は126代

となる。(今上天皇・・・現在の天皇)

その内女性の天皇は8名だが、何れも天皇の皇女で男系、女性天皇や母方が天皇の血筋を引く「女系天皇」が

即位した例はない。皇位継承には皇位とともに、三種の神器、【勾玉(まがたま)・鏡・剣】が継承されてきた。

これは正当な天皇であることを裏付ける神物の意味がある。

この三種の神器は天孫降臨に際して、天照大神からニニギノミコトに贈られたことが事の始まりである。

 

また、天孫降臨の際に、ニニギノミコトに同行した神の、天鈿女命(あめのうずめのみこと)は、

地上(日本)で一行の道案内をした猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)と結婚し、猿女君(さるめのきみ)と

姓が変わった。

これが、結婚後、夫の姓を名乗る事始めである。

以来、何千年もの間、我が国ではこの伝統が守られ続けてきた。

 

「所詮(しょせん)神話だろう」という勿(なか)れ。

イギリスの歴史学者アーノルド・J・トインビーはこう警鐘(けいしょう)を鳴らしていた。

「神話を忘れた民族は例外なく滅んでいる。」と。

財務省解体デモ

財務省正門前で始まった「財務省解体デモ」。

SNSを通じ、全国に拡大。博多駅前でも600人以上の集会が行われた。

このデモを主催した代表は高校1年生。

彼は参加者・聴衆を前にこう訴えた「今、日本の相対的貧困率は15 %、6.5人に1人が貧困。

日本は先進国ですよ。

不況で生活が苦しいと答えている人は70%もいるのに、選挙の投票率は30%・・・・・・

選挙に行って、この国を変えましょう。」と。

 

このデモ、ひと昔前の左翼系が主導するものと大きく違い、SNSを中心に拡散され、

おそらく今まではノンポリだった市民が参加しているように見える。また、中高生も一定数

参加し演説している点も前のものとは違う点だ。

彼らが共有する問題点(不満)は

①増税による国民負担の増加… 「消費税 増税は庶民を苦しめるだけだ」

②特別会計の不透明性 …「税金の使われ方が不明のものが多い」

③官僚の天下り … 「財務省出身者が特定企業と癒着し、私腹を肥やしている」

 

このデモに関する国会での答弁で石破首相は

「そのようなデモが行われていることは承知している。そのように国民の皆様方のご不満、

お怒りというものがそういう形で体現されているということは、私どもは等閑視(無視や軽

視の意)すべきではないのであって、ご理解をいただくべく更なる努力をしていかねばならな

い」と述べた。

 

昨日の新聞にあった。「物価高騰による、生活保護受給の申請件数は過去最多」

 

デモ参加者の中学生はこう演説していた

「教科書にはこう書いてある『不景気の時、政府は減税する』」と。