5月14日、参議院本会議で国民投票法案が成立した。
これで、日本国憲法が成立以来60年、国の最大法規として一度も変えられることがなかったが、
この法案により憲法改正の法的整備が整った。
施行は3年後、早くて平成23年秋だという話もある。
さて、中学生諸君、3年後そして、平成23年君たちは何歳だろうか。
現在14歳として、3年後17歳。
国民投票の投票権は、満18歳以上が有するのだ。
親の保護下で、何ら世の中の出来事を知らずして、投票権を行使するのだけはやめて欲しい。
まだまだ時間はある。
受験勉強も大事だが、もっともっと極々当たり前の日常に目を向けてくれ。
両親が共働きであればその事実を直視すればいい。
そこから、なぜ共働きなのかを考えるのだ。
そこに疑問をぶつけることでその理由が見えてくる。
そこで見えてきたものこそが社会なのだ。
君たちが、ごく普通に生活している家族という単位の中にこそ社会は存在するのだ。
マスメディア(テレビやインターネットなど)の溢れ出る情報に惑わされてはいけない。
ニュースが非日常であることを知らなければならない。