松井の説教部屋

    おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり

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郷に入れば郷に従え

今月の市政だより、市長からのメッセージに

「・・・福岡市内に暮らす外国人は約5万1千人で過去最高を記録しました。

今後もさらに増加することが予想されます。・・・」

当然、このくだりは、「お互いを理解し多様性を認め合うことが大切です。」と、教科書通り。

まぁ、そうなるわな。

しかし実際はどうなのだろう、市井の人たちの暮らしの場では、些細なトラブルから凶悪事件まで・・・

日常に発生する諸問題一つ一つに、お互いを理解し多様性を認め合うことができるのだろうか。

日本人同士でも不可能なのに、文化も習慣も違う外国人相手だと、なおさらのことではないのか。

この件に触れると、「それは偏見です。」「それは差別です。」と言ってくる、

どこまでもお人好しの日本人がいることもまた、いとおかしである。

冗談はさておき、多文化・共生社会に限らず、日本人同士でも、夫婦間、友達間、

兄弟・姉妹間すべてに言えることだが、お互いを理解することは、お互いの共通点を探すことではなく、

お互いの違いをきっちり理解することではないだろうか。

そう考えれば、「そもそも違うのだから。」と、お互いに許しの心が生まれ、お互いに優しくできるとは思うが

・・・ダメかな。

この数年、激流が如く押し寄せる多文化・共生社会。「激流を制するは静水。」

そういったのはトキ(北斗の拳)。「流れに逆らえば飲み込まれる。むしろ激流に身を任せ同化する。」・・・

が、同化するのが日本人ではおかしい。

ここは日本。郷に入れば郷に従え。

行政には、入国者に対し入国前にしっかりと日本の文化・習慣を教育して欲しいのだが。マジ、頼むよ。

新しい世襲主義

突然の辞任表明だった。

「自民党が変わることを国民の前にしっかりと示すことが必要だ。

変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は私が身を引くことだ。

来たる総裁選挙には出馬しない」と。

令和3年に発足し、新しい資本主義を主要政策に掲げた岸田政権は3年で幕を閉じることになる。

9月後半に投開票が実施される自民党総裁選、事実上の新総理大臣選挙だ。

この総裁選、9名の立候補者中5名は世襲議員。

世襲が悪いというわけではないのだが、でも、なんだかなぁ。・・・

戦後の日本の首相36名中、世襲議員は12名で30%になる。

これを21世紀限定で調査すると、9名中6名が世襲議員(67%)

もっと精査して、自民党政権に絞れば、6名中5名(83%)、

小泉純一郎氏・安倍晋三氏・福田康夫氏・麻生太郎氏・岸田文雄氏だ。

現在、国会議員全体の世襲議員は約30%。これは、先進国では断トツ1位。

アメリカ、イギリスは約は7%、ドイツに至っては1%以下だ。(テレビ朝日のデータによる)

さて、自民党総裁選立候補者の世襲議員は、下馬評トップ2の石破氏・小泉氏。

そして河野氏・林氏・加藤氏の5名。

この自民党総裁選、日程としては9月27日に新総裁が決まり、

10月1日に国会で新総理大臣が指名される。

地盤と利権を引き継ぐ世襲議員。

日本は民主主義、自由主義国家だが、その頂点に、世襲の力が作用している。

日本国は、もはや「世襲主義」国家と揶揄せざるを得ない。

史上最大の危機

果たして英語教育の改革は成功したのだろうか。

改革とは、4年前の新学習指導要領に始まる英会話重視の英語教育のことだ。

その間、国策である移民受け入れ、外国人労働者受け入れ、コロナ明けから急増したインバウンド

(外国人旅行)客で、我が街福岡も外国人を見かけない日はない。

彼らに街で声をかけられた日本人は、相変わらず、薄ら笑いでその場を立ち去る。

カタコトの日本語で話しかけられているのに、英語はできませんと英語で返そうとする。

これは今に始まったことではない。

ズームイン朝のウイッキーさんの時代からそうだ。我々日本人は、異国の人、特に欧米人に対して、

少なからず劣等感を持っている。

米国国歌・国旗に違和感を感じないのに、日本国歌・国旗になったとたん多くの日本人に

アレルギー反応が起きる。

不思議な国、日本。と言いたいところだが、これは戦後教育によって、そのようにプログラムされ

た感が強い。

今、急激に外国人が増加している。今、目の前で国際化が進んでいる。

彼らは皆、愛国教育を受けている。

(日本人のように母国を自虐的に語る国民などいない。)

それに、育った文化が違うわけだから価値観も違う。

それでも共生しないといけないのであれば、我々にも愛国教育(決して戦争や軍隊を意味するもの

ではない。祖国を愛し、憂う。

そして、誇り高き民族であるという自信が持てる教育)が必要だ。

異文化の外国人に対して、堂々と発言できる日本人を育成すること。

それが英会話の前にやらねばならないことではないのか。少なくともノーが言える日本でなけ

れば、急増する多文化の中に日本が溶けてしまう。

今、日本は歴史上最大の危機に直面している。

 

※ウイッキーさん・・・日本テレビ朝の番組、「ズームイン朝」で、街頭に出て道行く人に

英語で語りかけるコーナーを担当していた。

子どもたちのために・・・

2月も終盤、大学受験は国公立大学の2次試験直前。高校受験も公立高校受験への追い込み期だ。

そんな、必至でがんばっている受験生をよそに、日本国の教育機関の長である、盛山文部科学大臣は今、

国会答弁で迷走している。統一教会関連の質疑に対しての返答がそれだ。

一連の質問に対して、「記憶にない」「思い出してきた」を連発。教育機関の最高責任者がこれでは、・・・。

文科省のホームページを見てみた。 大臣メッセージのコーナーがあったので紹介する。

 

 

中学生・高校生のみなさんへ
~ 不安や悩みを話してみよう ~

もうすぐ新年度を迎えますが、みなさんはどんな気持ちでしょうか。

進路の問題で悩んだり、親子関係などの家庭内の問題、あるいは友人関係などで、

不安や悩みを抱えている人はいませんか。

みなさんだけでなく、誰にでも悩みや不安はあります。悩みや不安を一人で抱え込まず、

家族や先生、スクールカウンセラー、周りの友達、誰でもよいのであなたの悩みを話してみませんか。

話を聞いてもらうだけでも、心がすっと軽くなることもあります。
周りの人に相談しづらいときは、電話やメール、ネットで相談できる窓口があります。

人に相談することは決して恥ずかしいことではなく、生きていく上でとても大切なことです。

以下で紹介している相談窓口では、いつでもあなたの悩みを聞いてくれる人がいます。

もし、あなたの周りに元気がない友達がいたら、積極的に声をかけて、信頼できる大人につないでください。

また、自分や友人が悩みや不安を抱えた時に相談できる機関として身近なところにどのようなところがあるのか

調べてみましょう。

以上、文科省HPより

 

 

大臣には早く記憶を取り戻してもらい、日本の将来を担う子どもたちのために尽力して欲しい。

 

 

※相談窓口の動画紹介 → https://youtu.be/CiZTk8vB26I

※ネットでの相談窓口 → https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm

干支・十二支

むかしむかし、動物たちを集めて神様は言いました。

「来年の元旦にあいさつに来た1番から12番までをリーダーとする。」うわさを聞いたネコはネズミに尋ねました。

「元旦に神様のところへ行けばいいのだな」

「ちがうよ。二日の朝だ。元日は家でゆっくりしようよ」

「そうか。二日の朝か」、ネコは礼を言って帰っていきました。

大晦日にネズミがウシの家に行って中を覗くと、独り言を言っています。

「俺はのろまだから、今夜のうちに出かけよう」ネズミは、『にやり』と、ウシの背中にとび乗りました。

そうとは知らぬウシは神様のもとへと歩きつづけ、夜明け前に門の前につく事ができました。

朝日が昇り、神様が門を開けました。ウシが門をくぐろうとすると、背中からネズミが 『ぴょんっ』 と飛び降り、

神様から1番の番号札を貰いました。ウシは2番になってしまいましたが、

『気づかなかった自分が悪いし、2番なら十分だ』と考えました。

神様のお話の場に来ていなかったトラはうわさを聞き、千里の道をかけぬけて3番目に門をくぐりました。

そして、ウサギ、タツ、ヘビ、ウマ、ヒツジの順で門をくぐり、途中でサルとイヌが大げんかをし、トリが仲介にに入ってなんとかおさめました。

だから順番はサル、トリ、イヌ。 間違えて門を通り過ぎてしまったイノシシが12番目に間に合うことができました。

この日以来、ネズミに騙された猫はネズミを追いかけ回すようになったとさ。

ちなみに、この、中国をルーツとする干支は、日本だけでなく、多くの国が使っています。例えば、韓国、台湾、ロシア、ウクライナ、トルコ・・・。

日本では、ネズミに騙され、リーダーに慣れなかった猫も、チベット、タイ、ベトナム、ベラルーシ―、ブルガリアなどでは、干支に入っています。

来年の干支は、唯一、架空の動物のタツ。 辰年は政治的に大きな変化が多いと言われます。戊辰戦争、日露戦争など、また、政変の年とも言われ、

戦後5回しかない辰年のうちで3回も総選挙が行われました。ロッキード事件やリクルート事件といった汚職事件も辰年に発覚しています。

パーティー券での裏金疑惑の現政権与党も、それを火種に、消失しかけています。

まぁ、どうなることやら。

今昔・天神ビッグバン

天神ビッグバン進行中。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

~福岡市ホームページより~

天神ビッグバンは、警固断層等のリスクが
あるなか、更新期を迎えたビルが耐震性の
高い先進的なビルに建て替わることにより、
多くの市民や、働く人・訪れる人の安全・
安心につながるもので、さらに
都心部の機能を高め、新たな空間や雇用、
税収を生み出すプロジェクトです。
建替えにあわせ、水辺やみどり、文化・芸
術、歴史などが持つ魅力にさらに磨きをか
け、多様な個性や豊かさを感じられる、多
くの市民や企業から選ばれるまちづくりに
取り組んでいます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

#001 戦後復興

時代を遡れば、戦後、焼野原だったこの地に博多商人たちが、「新しい天神町を創る」ことに

由来する新天町をつくり上げた。 地場百貨店の岩田屋とともに天神復興の礎となった。

 

#002 高度経済成長期
その後、高度経済成長期にはダイエーが進出。天神北への集客に成功した。

 

#003 オイルショック後

1975年、路面電車の廃止と同じ年に呉服町にあった大丸は天神へ移転、翌年天神コア、

天神地下街の誕生、福岡市営地下鉄の開通により、天神地区は益々活気づくこととなった。

 

#004 昭和が終わる、天神再開発。

平成に入ると、スポーツセンターはソラリアに、天神イムズ、ユーテクプラザ天神(現天神ロフト)

が同時期に開業。

 

#005 令和、アジアの拠点福岡

天神ビッグバン進行中。

人口増

福岡市の夏の風物詩として半世紀以上に渡り親しまれてきた大濠の花火大会。

終了して5年になる。終了の背景にあったのは、観覧者の過密。雑踏事故が

起こりかねないほどの状況があったそうだ。

今や日本一の人口増加を誇る福岡市。

この50年で72万人以上増加している。これは新たな市が14 誕生できるほどだ。

王ホークス 長嶋巨人で沸いた世紀末の日本シリーズからカウントしても、30 万人以上の増加だ。

どうりで、どこへ行っても混雑しているわけだ。

これほどまでに人口が増加しているわけだが、実は、福岡市の出生率はそこまで高くはない。

むしろ全国平均より低い値で推移している。また、福岡県の出生率は九州・沖縄では最下位である。

それではなぜ人口が増加しているのか。

福岡市の人口増加の要因は大きく分けて二つある。一つは企業を誘致した結果、雇用の創出が進み、

家族単位で人口が増えているということ。もう一つは、福岡市は全国でも有数の文教都市だということ。

この街には、毎年多くの若い世代の人口が流入している。
人口増で心配なのは、繁華街での雑踏事故と水の問題なのだが、福岡市の一日当たりの平均給水量は

この30年間で、ほぼ横ばいとなっている。渇水地域にあって、水の安定供給を実現している福岡市。

福岡市水道局の技術が世界トップクラスだということは意外に知られていない。

AI

最近話題のチャットGPTをダウンロードしてみた。

さて、このAIに何をさせようか。

記念すべき最初に入力すべき文字は。

この言語ロボットに試すべきテーマは。などと、しばらく考えたあげく・・・。

AIにはAIを、ということで、21世紀初年公開の映画、

スピルバーグ監督の「A.I.」について批評してもらうことにした。

・・・スピルバーグ監督のA.I.について批評せよ。・・・

「まず、映画の視覚的な側面は素晴らしいものでした。

スピルバーグは、美しい映像と優れた視覚効果を使い、

この未来の世界を非常にリアルに描き出しています。

また、映画の音楽も印象的で、ジョン・ウィリアムズによる壮大な楽曲は、

感動的な場面でさらに感情的な重みを与えています。

しかしながら、映画のストーリーは、私にとっては複雑であり、時には分かり

にくく感じました。映画は、自分自身を発見するロボットの冒険を描いていますが、

それがどのように彼の人間的な特質を形成するのかは、あまり明確ではありません

でした。また、映画は人工知能と人間の関係についての深い問いを投げかけています

が、それが本当に答えられる問いなのかは疑問が残ります。

さらに、映画の終盤には、私にとって混乱を招くような展開がありました。

私は、ある時点で映画が終わるだろうと思っていたのに、それからさらに30分以上続

いたため、少し疲れてしまいました。

総合的に言えば、スピルバーグ監督の「A.I.」は、素晴らしい視覚効果と音楽で構成された、

複雑で哲学的なストーリーを持つ映画です。しかし、ストーリーが複雑すぎるため、理解す

るのに苦労するかもしれません。また、映画の終盤には、少し長く感じるかもしれません。」

・・・おっと、エラーが発生しました!・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なるほど、感情を入れてきやがった。

聞きしに勝るすごいヤツ。

だが、最後は微妙。

時代なんかパッと変わる。

師走、一年が終わろうとしている。もーいーくつ寝ーるーとーお正月だ。

年が明ければ受験生の祭典「受験」が始まる。

1月14日の大学入学共通テストを皮切りに、中学受験、高校受験と続く。

その受験の問題のレベルだが、Z世代と言われる現受験生世代は、

その親世代の問題と比べてみて、格段に問題の難易度が上がっている。

何が難しくなったのか。

端的かつ簡潔にいえば、文字数が多くなったということ。

そして与えられた複数の資料を読んだ上で正解を導かなければならないということ。

このように、文字数が多くなったうえに、一問一答的な回答手順ではなくなったことが

入試問題を難しくしている。

その結果、多くの受験生が問題を読むだけで相当の時間を費やすため、考える時間が削られ、

タイムオーバーになっている。

但し、受験は相対的なものなので、問題が難化したから合格基準が難化するわけではないと

いうことを補足しておこう。

さて、この入試問題の難化は2020年の小学校、2021年の中学校そして、2022年の高等学校の

「学習指導要領」が改訂されたことが要因となるわけだが、それにしても、国の政策転換で

こんなにも変わるのかと驚愕させられる。

昭和の時代の某飲料メーカーのキャッチコピーを思い出した。

「時代なんかパッと変わる。」

1月には150日間の通常国会が始まる。

パッと変わってはいけない、きな臭い法案がないか注視しておかなければならない。

「国葬」真意のほどは・・・

戦後、天皇・皇后以外で国葬が行われたのは、元内閣総理大臣の吉田茂だけである。

55年も前のことだそうだ。しかも戦後、国葬が行われた人物は、3名のみ。

大正天皇の皇后である貞明皇后、先に述べた吉田茂元首相、そして昭和天皇だ。

岸田内閣は安倍晋三元首相の葬儀を国葬形式で執り行うことを閣議決定し、

その理由として「憲政史上最長の8年8カ月にわたり首相の重責を担ったことや

選挙中に凶弾に倒れたこと」などを挙げているが、この説明だけで納得できるものではない。

「国葬」にすることで、その費用全額が税金からの支出となるのだから、納得のいく説明を

していただきたい。(推定〇〇億円超の税金が使われる。)そもそも、閣議決定で国葬を決定

できる法的根拠が存在するのであろうか。また、安倍元首相に絡む3つの疑惑は謎のままだ

ということ。森友学園問題、加計学園問題そして桜を見る会の問題がそれだ。

これらは未だ闇の中にある。

それでも岸田内閣が国葬を押し通すとすれば、葬儀委員長としての岸田総理を国内外とりわけ

国外にアピールできる絶好のイベントにできるということ。

安倍元首相が長年にわたり築きあげてきた諸外国の要人達との人脈を、岸田首相に引き継ぐこと

ができるとすれば、強いてはそれが国益につながるのだとすれば、たとえ〇〇億円超の税金が使わ

れたとしても、200近い国や地域への外遊のためにかかる外交費用として相殺した場合、これは

これでお得な外交戦略であり、納税者として反対する理由はないのだが。

さすがにそうは言ってはくれないのが政治の世界である。