松井の説教部屋

    おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり

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「行動は俺のもの、コメントは他のもの、俺の知ったことじゃない。」
                     「人生、片道切符よ!」

戦争と平和

エボニー & アイボリー

「ホワイトハウスの壁を黒人が破った」

このニュースが世界に舞ったのは今月4日。

アメリカ合衆国初の黒人大統領の誕生である。

黒人公民権運動の指導者、キング牧師が「私には夢がある・・・」と演説を行って45年。

彼らは夢を捨てることはなかった。

We shall overcome そして Yes we can

アメリカ合衆国の歴史は黒人奴隷の歴史でもある。

Ebony  and  Ivory (エボニー & アイボリー)という曲を紹介しよう。

エボニーはピアノの黒鍵、アイボリーは白鍵を意味する言葉。

歌詞の内容は⇒

ピアノは黒と白とが調和しているのに、なぜ人間はそれができないのか?

Ebony  and  Ivory (エボニー & アイボリー)

作詞・作曲・・・ポール・マッカートニー

歌・・・ポール・マッカートニー&スティービー・ワンダー

Ebony and Ivory
Live together in perfect harmony
Side by side on my piano keyboard
Oh Lord, why don’t we ?

We all know that people are the same
wherever you go
There’s good and bad in everyone
We learn to live, we learn to give each other
What we need to survive
Together alive

Ebony and Ivory
Live together in perfect harmony
Side by side on my piano keyboard
Oh Lord, why don’t we ?

Ebony, Ivory, living in perfect harmony
Ebony, Ivory, ooh

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【日本語訳】

黒檀(黒鍵)と象牙(白鍵)は 完璧に調和して平和に共存している
ピアノの鍵盤上では 同じ方向を向いて並び合って 
神様 なのになぜ我々はそうしないのか

我々は皆知っている 人間は皆同じなんだということを
どこへ行こうとも
誰にだって良いところもあれば悪いところもある
我々は生き方を学び お互いに与え合うことを学ぶ
生き残ってゆくために必要なことなんだ
共に生きることが

黒檀(黒鍵)と象牙(白鍵)は 完璧に調和して平和に共存している
ピアノの上では 同じ方向を向いて並び合って 
神様 なのになぜ我々はそうしないのか

黒檀と象牙は 完璧に調和して平和に存在している

63年目の夏・知覧より

終戦の日の今日、松井の説教部屋を再開します。

諸君も神風特攻隊という言葉は知っているだろう。

大東亜戦争(太平洋戦争)末期、飛行機もろとも操縦士は肉弾となり

敵艦に体当たりする、その任務を負った部隊の通称である。

その特攻隊の主基地が鹿児島県の知覧(ちらん)町にあった。

出撃した兵士は10代~20代の若者。飛行士を目指した者もいれば、学徒出陣で徴兵された者もいた。

その隊員の遺影、遺品等を収集し展示している所がある。

”知覧特攻平和記念館”

何の為の戦争で、何の為の平和か。誰が犠牲になり誰が涙しなければならなかったのか。

この場所はそういうことを問いかけてくる。

残された遺影や遺品そして、遺書。 わずか60余年前の真実。

平和な時代に生まれ育った私達にできることは、過去(歴史)から学ぶことである。

過去〈歴史)と会話することである。

ここ ” 知覧特攻記念館 ” は、訪れなければならない場所の一つである。

63年目の終戦の日。昨日北京オリンピックで北島康介が200mでも

金メダルをとった。

平和がいいに決まっている。     

                      平成20年 8月15日  知覧より

永井博士二女茅乃さんのご冥福をお祈りいたします

永井博士の生誕100年を迎える前日、2月2日永井博士の二女

筒井茅乃(カヤノ)さんが亡くなられた。享年66歳。

永井博士の著書の中で、何度も「カヤノ」「カヤノ」とその名がでて来る。

「この子を残して」~家に父あれば~より

1年生は帰ったのにカヤノだけはまだ来ない。どうしたのだろう?

入学してから三週目だから、まだ居残って特別の用事があるはずもない。

けがでもしたのなら学校はついそこだから、だれかが知らせて来そうなものだ。

二十分ばかりたって、門のところで、
「ただいまっ」

といつもの元気のいい声がした。 しかし今日に限って、ばたば駆けこんで来ない。

どうしたのだろうと私は首を枕からもたげ、ガラス越しに見た。

カヤノが庭へ入って来た。両手に何かを持って、一心にそれを見つめ、すり足でしずかに歩いてくる。

非常に用心ぶかい足の進め方だ。あんな調子で学校から帰ってきたのなら二十分もかかるはずだ。

いつもなら三分もかからぬ、ついそこなのだが。

ようやく私の病室へたどりつき、おえんがわに両手に持ってきたものを置いたのを見ると、

学校給食のおわんである。      

             ~途中略~

あのネ、門を出るところで二年生におされて、こぼしたの」

と、いかにも惜しそうに言った。

おわんの中を見ると、こぼれずに残った、わずか二口足らずのパイン・ジュースが入っていた。

「今日の給食はネ、ひと口いただいてみたら、とてもおいしかったも んだから・・・・・

さあ、お父さん、おあがりよ、おいしいのよ」

                 茅乃さんのご冥福をお祈りいたします。

※永井博士とは故永井隆氏のこと。
 永井博士は、長崎大学の放射線の医師。1945年8月9日長崎で
 自ら被爆し被爆しながらも 被爆者の救護活動にあたる。
 1951年に亡くなるまで、放射能(原爆)の研究、執筆活動を行う。
              (永井隆著の「長崎の鐘」を読んで欲しい)
 
 2月2日亡くなられた ”カヤノ” さんも1985年、「娘よ、これが長崎です」を執筆。
 昨年2007年に22年ぶりに新装版として、出版されたばかりであった。
 

 修学旅行で長崎を訪れたことがあるならば、永井博士の家は見学
 していると思う。如己堂(にょこどう)と永井博士が呼んだその家は
 畳2枚分の小さなもの。そこに、2日亡くなられた茅乃さん、長男の
 故誠一さんと3人で暮らしていた。

駆逐艦 ~初月(はつづき)~

 

通販で購入したプラモデル、初月(駆逐艦:くちくかん)の製作が完了した。

日程の都合で塗装まではできなかったが、10月21日の戦没者慰霊祭には間に合った。

通販で購入したプラモデル、初月(駆逐艦:くちくかん)の製作が完了した。

日程の都合で塗装まではできなかったが、10月21日の戦没者慰霊祭には間に合った。

DSC_0203

〈まずまずの出来。製作日数2日:ニチモ製・1/200スケール:長さ68cm幅6cm〉

少しだけ太平洋戦争の勉強をしよう。

駆逐艦とは・・・砲・魚雷などを主要兵器とし、敵の主力艦・ 潜水艦・航空機を撃破するのを任務とする

小型の高速船・・・
広辞苑より

「初月」は昭和18年3月22日、日本からラバウル(パプアニューギニア・太平洋戦争の時は日本海軍の基地があった)

に向け出港。

同年5月17日連合艦隊司令長官山本五十六(やまもといそろく)の遺骨を乗せた戦艦”武蔵”を護衛し同年同月22日

横須賀(神奈川県)に帰港。

昭和19年10月20日、レイテ沖海戦(フィリピン)に出撃。

10月25日アメリカ艦隊の集中攻撃を受け炎上・沈没。

参考 : レイテ沖海戦は日本海軍最後の組織的戦闘となった。 また、「神風特別攻撃隊」による攻撃が初めて行われた。

 ~長崎の鐘~

「原子ってどのくらいの大きさね?」四年生の誠一が尋ねる。

「とても小さいものだ。球の形をしているものとすれば、その直径は約一億分の一センチだね。」

「核ってどんなもの?」

「葡萄の中に種が集まっているだろう。あんなものさ。 原子核には中性子という粒と陽子という粒とがある。

陽子は電子をもっているが、中性子は電子をもっていない」

「原子が爆裂するとどうなる?」

「この中性子や陽子の一部がなくなって、その代わりに猛烈な力ができる。そしてそれが強い勢いで噴出すんだ。

その力で工場も家もぺしゃんこになったものさ。それから中性子なども一緒に吹き飛ばされてくる。

それが人間の身体に突っ込んでいろいろな原子病を起こしたんだ」

「原子は爆弾のほかに使いみちはないの?」

いいえ、あるとも。こんな一度に爆発させないで、少しずつ、連続的に、調節しながら破裂させたら、

原子力が汽船も汽車も飛行機も走らすことができる。

石炭も石油も電気もいらなくなるし、大きな機械もいらなくなり、人間はどれほど幸福になれるかしれないね」

「じゃ、これからなんでも原子でやるんだなあ」

「そうだ、原子時代だ。人類は大昔から石器時代、銅器時代、鉄器時代、石炭時代、石油時代、電気時代、電波時代

と進歩してきて、今年から原子時代に入ったんだ。 誠一も茅乃も原子時代の人間だ」

原子時代、原子時代と呟いていたいた子供も眠る。 ちろちろ虫頭の下で鳴いている。

人類は原子時代に入って幸福になるであろうか? それとも悲惨になるであろうか? 神が宇宙に隠しておいた原子力

という宝剣を嗅ぎつけ、捜し出し、ついに手に入れた人類が、この両刃の剣を振るっていかなる舞を舞わんとするか?

「長崎の鐘」 永井 隆 著より

8.15終戦の日

62年前の今日、日本はポツダム宣言を受諾した。

宣言の内容は無条件降伏。

兵士として出征(戦場に行くこと)した日本人1000万人・・・成年男子の約4分の1
そのうち死者200万人。
一般国民の死者100万人。

家を空襲で焼かれた者1500万人。
今の俺達はその歴史の上に生きている。

長崎の鐘

11時2分、長崎の鐘が鳴った。

原爆投下から62年。

この悪魔は一瞬にして7万人以上の命を奪った。

その後も原爆病で7万人以上の人が亡くなっている。

平成の今日でも死者は増えている。

あの戦争は終わっていないのだ。

君たちは知っているだろうか?

長崎に原爆病院があり、爆心地公園があることを。
※広島にも原爆病院はあります。