松井の説教部屋

    おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり

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                     「人生、片道切符よ!」

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令和 1ヶ月

令和誕生から1ヶ月。

時事をまとめてみました。

5月1日

・126代天皇即位

4日

・ホリエモン出資の観測ロケット打ち上げ成功

5日

・「少年革命家 ゆたぽん」

10歳の不登校ユー チューバー話題に。

8日

・滋賀県大津市で信号待ちの保育園児・保育士の集団に

車が突っ込み16人が死傷。

11日

・男子短距離100mでサニブラウン・ハキーム選手が

日本人2人目の9秒台をマーク (6月8日日本新マーク)

・日本維新の会、丸山穂高議員が訪問した

北方領土、国後島の宿舎で暴言、問題に。

14日

・大阪南部の「仁徳天皇陵」

「百舌鳥・古市古墳群がユネスコ世界文化遺産に登録される見通し。

15日

・千葉県市原市の公園の砂場に乗用車が突っ込み

園児をかばった保育士が重傷。

18日

・東京池袋で暴走事故を起こし、

母娘が死亡した事故の加害者退院。逮捕されず。

22日

・元KAT-TUN田口淳之介、大麻取締法違反容疑で現行犯逮捕。

24日

・タイで振り込め詐欺グループの拠点が摘発、

拘束の男15人の移送始まる。

25日

・トランプ大統領、令和初の国賓として来日。

翌26日、大相撲夏場所千秋楽で優勝した朝之山関に

「米国大統領杯」授与。

28日

・神奈川県川崎市の路上でスクールバスを

待っていた小学生らが刃物を持った男に

襲われる事件が発生。死傷者19人。

 

6月4日

・福岡市で猛スピードの車逆走。5台の車に
突進。乗車の高齢者2名死亡。

令和 その込められた意味は
「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」

新時代の幕開け

新時代の幕が開いた。

以下、宮内庁ホームページより

即位後朝見の儀の天皇陛下のおことば(令和元年5月1日)

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日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより,ここに皇位を継承しました。
この身に負った重責を思うと粛然たる思いがします。
顧みれば,上皇陛下には御即位より,三十年以上の長きにわたり,世界の平和と国民

の幸せを願われ,いかなる時も国民と苦楽を共にされながら,その強い御み心を御自身

のお姿でお示しになりつつ,一つ一つのお務めに真摯に取り組んでこられました。上皇

陛下がお示しになった象徴としてのお姿に心からの敬意と感謝を申し上げます。

ここに,皇位を継承するに当たり,上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し,

また,歴代の天皇のなさりようを心にとどめ,自己の研鑽さんに励むとともに,常に国民

を思い,国民に寄り添いながら,憲法にのっとり,日本国及び日本国民統合の象徴として

の責務を果たすことを誓い,国民の幸せと国の一層の発展,そして世界の平和を切に希望

します。

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いい時代に生まれた。つくづくそう思う。

 

改元

「内らかに外る」

「地らかに天る」

昭和天皇の崩御に伴い、あわただしく、劇的だった平成への改元。

「喪に服す」(当時流行った言葉だ。)日本中がそういうムードの中の改元だった。

一部のテレビ局を除いて、どのチャンネルも天皇崩御の報道特番を組んだ。

歌舞音曲の自粛(これも当時流行った言葉)は日本人のモラルとされた。

「新しい元号は平成であります。」

日本国民は歴史上はじめてテレビ報道で新元号を知らされた。

これから何が起こるのか誰にもわからなかった。

昭和64年1月7日昭和天皇崩御、その数時間後に新元号は発表された。

翌日の1月8日から平成元年となった。改元後も日本は喪に服したままだった。

平成も三十余年の時が流れ、間もなく、この時代に幕が下りる。

ゆとりある中で事務的に事が運んだ新元号の発表。

「新しい元号は令和であります。」

待ってましたとばかりに、その瞬間をスマホで撮影する日本人。

みな歴史の証人になりたいのだ。いや、お祭りムードの中に溶け込みたいと

いった方が正解かも知れない。

5月1日令和元年となる。日本はゴールデンウィーク。

10連休の始まりだ。 めでたし、めでたし。

歴史的プレゼンテーション

 3月は卒業シーズン。親にスマホをねだる中高生も
多いのではないだろうか。
今月は、アップル元CEO故スティーブ・ジョブズの
歴史的プレゼンテーションを紹介しよう。

                   2007年1月
This is the day.
今日がその日だ。

I’ve been looking forward to for two and
a half years.
2年半、この日が来るのを心待ちにしてきた。

Every once in a while a revolutionary
product comes along that changes everything.‥‥ 
数年に一度、世の中を変えてしまう革新的な製品が登場する。‥‥

‥‥Today, we’re introducting three
      revolutionary products of this class.
‥‥ 今日、革命を起こす新商品を3つ発表する。

The first one is a widescreen iPod with
touch controls.
まず1つ目、ワイド画面でタッチ操作のiPod。

The second is a revolutionary mobile phone.
次に、革命的な携帯電話。

And the third is a break through internet
communications device.
3つ目は、画期的なインターネットコミュニケーション
通信機。

So three things.
この3つだ。

Are you getting it ?
分かってきたかい。

These are not three separate devices.
これらは3つに分かれていないんだ。

This is one device.
これは1つの製品なんだ。

And we are calling it.
名前はこう呼ぶ。

iPhone.

Today Apple is going to reinvent the phone.
今日新たに、アップルが電話を再発明するんだ。」
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このプレゼンテーションから4年後、彼は亡くなった。
56歳だった。
スマホ登場から12年。今や指先一つで世界の扉が開く。
卒業式、記念写真をスマホで、という親子も多かったのでは。

阪神淡路大震災から24年

 発生から24年がたった阪神淡路大震災。犠牲者は6434名。

その多くは建物の倒壊などによる圧迫死だという。

こうなれば、地震による被害【天災】ではなく人による被害【人災】だといえる。

 この悲劇を教訓に、国は2度に渡り、法改正を行い、「耐震改修促進法」を充実

させてきた。しかし、現状、耐震化は遅れている。

「天災の被害を大きくするのは人災である。」 

80年以上も前に出版された「天災と国防」で、寺田寅彦はそう指摘した。

 彼は明治、大正、昭和を生きた。私たちは、平成の終焉に生きている。

そして、3ヶ月後には新しい時代を迎える。

 時代の変遷とともに、私たちは、【安心】【安全】を求め続けてきた。

だからこそ忘れてはいけない警句がある。

「天災は忘れたころにやってくる。」

 平成7年1月17日に発生した阪神淡路大震災の時、

「神戸で大きな地震は起きない」と、誰もが思っていた。

その十年後の3月に発生した福岡県西方沖地震の時も、

福岡市民は、福岡で大地震が起こるなどとは夢にも思っていなかった。

 シェークスピアは言う、

「安心、それが人間のもっとも身近にいる敵である。」と。