松井の説教部屋

    おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり

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歴史的プレゼンテーション

 3月は卒業シーズン。親にスマホをねだる中高生も
多いのではないだろうか。
今月は、アップル元CEO故スティーブ・ジョブズの
歴史的プレゼンテーションを紹介しよう。

                   2007年1月
This is the day.
今日がその日だ。

I’ve been looking forward to for two and
a half years.
2年半、この日が来るのを心待ちにしてきた。

Every once in a while a revolutionary
product comes along that changes everything.‥‥ 
数年に一度、世の中を変えてしまう革新的な製品が登場する。‥‥

‥‥Today, we’re introducting three
      revolutionary products of this class.
‥‥ 今日、革命を起こす新商品を3つ発表する。

The first one is a widescreen iPod with
touch controls.
まず1つ目、ワイド画面でタッチ操作のiPod。

The second is a revolutionary mobile phone.
次に、革命的な携帯電話。

And the third is a break through internet
communications device.
3つ目は、画期的なインターネットコミュニケーション
通信機。

So three things.
この3つだ。

Are you getting it ?
分かってきたかい。

These are not three separate devices.
これらは3つに分かれていないんだ。

This is one device.
これは1つの製品なんだ。

And we are calling it.
名前はこう呼ぶ。

iPhone.

Today Apple is going to reinvent the phone.
今日新たに、アップルが電話を再発明するんだ。」
————————————————

このプレゼンテーションから4年後、彼は亡くなった。
56歳だった。
スマホ登場から12年。今や指先一つで世界の扉が開く。
卒業式、記念写真をスマホで、という親子も多かったのでは。

阪神淡路大震災から24年

 発生から24年がたった阪神淡路大震災。犠牲者は6434名。

その多くは建物の倒壊などによる圧迫死だという。

こうなれば、地震による被害【天災】ではなく人による被害【人災】だといえる。

 この悲劇を教訓に、国は2度に渡り、法改正を行い、「耐震改修促進法」を充実

させてきた。しかし、現状、耐震化は遅れている。

「天災の被害を大きくするのは人災である。」 

80年以上も前に出版された「天災と国防」で、寺田寅彦はそう指摘した。

 彼は明治、大正、昭和を生きた。私たちは、平成の終焉に生きている。

そして、3ヶ月後には新しい時代を迎える。

 時代の変遷とともに、私たちは、【安心】【安全】を求め続けてきた。

だからこそ忘れてはいけない警句がある。

「天災は忘れたころにやってくる。」

 平成7年1月17日に発生した阪神淡路大震災の時、

「神戸で大きな地震は起きない」と、誰もが思っていた。

その十年後の3月に発生した福岡県西方沖地震の時も、

福岡市民は、福岡で大地震が起こるなどとは夢にも思っていなかった。

 シェークスピアは言う、

「安心、それが人間のもっとも身近にいる敵である。」と。

 

平成 三十一文字

 平成三〇年を表す漢字は「災」。

確かに、自然災害に見舞われた一年だったように思う。

豪雨、台風、地震、噴火。そして、そこから露呈する人為的被害。

道路、河川の護岸・建築物等、国が定める基準通りだったのだろうか。

そう疑わしくなる光景をテレビは映し出していた。

 年が明け、3日目となる昨夜も熊本で震度6の地震があった。

耐震偽装等での人災による被害が出てなければよいが・・・。
 

 被害に遭われた方々にはお見舞いを申し上げます。

 「天災は忘れた頃にやってくる。」と戒めたといわれるのは、

物理学者で随筆家でもあった、寺田寅彦。夏目漱石が英語教師として

赴任した熊本五高(現熊本大学)時代の教え子だ。

その寺田博士の言葉である。
 
 「疑うがゆえに知り、
        知るがゆえに疑う。」

 動き出した、短き平成三十一年に希望を託そう。
 
  
  「好きなもの
       イチゴ珈琲花美人
            懐手して宇宙見物」
                     寺田寅彦

平成のシングルCD売り上げ1位

 平成も最後の冬、そして新年へのカウントダウン・・・

お待たせしました40代以上の皆さん、「あの時、君は、若かった。」ということで、

邦楽シングルCD売り上げ年間1位を調査してみました。

元年 Diamonds [プリンセス・プリンセス]
2年 おどるポンポコリン[B・Bクィーンズ] 
3年 ラブ・ストーリーは突然に [小田和正]
4年 君がいるだけで [米米クラブ]
5年 YAH YAH YAH [CHAGE & ASKA]
6年 innocent world [Mr.Children]
7年 LOVE LOVE LOVE [DREAMS COME TRUE]
8年 名もなき詩 [Mr.Children]
9年 CAN YOU CELEBRATE? [安室菜美恵]
10年 誘惑 [GLAY]
11年 だんご3兄弟 [速水けんたろう、茂森あゆみ]
12年 TSUNAMI [サザンオールスターズ]
13年 Can You Keep A Secret? [宇多田ヒカル]
14年 H [浜崎あゆみ]
15年 世界に一つだけの花 [SMAP]
16年 瞳をとじて [平井堅]
17年 青春アミーゴ [修二と彰]
18年 Real Face [KAT-TUN]
19年 千の風になって [秋川雅史]
20年 truth / 風の向こうへ [嵐]
21年 Believe/曇りのち、快晴 [嵐 矢野健太 staring Satoshi Ohno]
22年 Beginner [AKB48]
23年 フライングゲット [AKB48]
24年 真夏のSounds good! [AKB48]
25年 さよならクロール [AKB48]
26年 ラブラドール・レトリバー [AKB48]
27年 僕たちは戦わない [AKB48]
28年 翼はいらない [AKB48]
29年 願いごとの持ち腐れ [AKB48]
30年 Teacher Teacher [AKB48]

 40代以上の皆さん、いかがでしたでしょうか。

最近の曲は???という方も多いのではないでしょうか。

しかし、「時代についていけてない。」と落胆する必要はありません。

以前のように、CDの売り上げ枚数が世相を反映する時代は終わっています。

それは、ここ数年ダウンロードによる楽曲の購入が増えたことと、

AKBに見られるように1個人による爆買いが売り上げを操作しているからです。

 ちなみに昨年のダウンロード1位は星野源「恋」でした。

 知らない!? 遅れてますよ。

キムチ と かぼちゃ

十月二五日、伯父の命日であった。

伯父は七四年前、フィリピン沖で戦死した。

俗にいう、レイテ沖海戦。

古い話である。

 そんな時代、日本統治下の朝鮮半島から日本本土に徴用され、

過酷な労働を強いられた人達がいた。

 昨日十月三〇日、

韓国の最高裁がそんな元徴用工への賠償を日本企業に命じる判決を下した。

戦後の歴史を紐解けば、五十数年前に締結された日韓基本条約・日韓請求権・

経済協力協定でこの問題は解決済みのはずである。

日本はとっくに賠償責任を果たしている。その賠償による経済援助により、

今日の発展があったのではないのか。植民地問題にしても政治的解決の上に、

国交正常化が実現したはずなのだが。

 元徴用工の方々のケアは、韓国政府がすべきことである。そのための賠償だったのだから。
 
 きょう十月三一日、

戦争を知らない子どもたちは、どこぞの国の風習を勘違いし、仮装して渋谷でバカ騒ぎをしている。

日本はその国と戦争をし、その国の統治下にあった昔などなかったかのように。