松井の説教部屋

    おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり

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エボニー & アイボリー

「ホワイトハウスの壁を黒人が破った」

このニュースが世界に舞ったのは今月4日。

アメリカ合衆国初の黒人大統領の誕生である。

黒人公民権運動の指導者、キング牧師が「私には夢がある・・・」と演説を行って45年。

彼らは夢を捨てることはなかった。

We shall overcome そして Yes we can

アメリカ合衆国の歴史は黒人奴隷の歴史でもある。

Ebony  and  Ivory (エボニー & アイボリー)という曲を紹介しよう。

エボニーはピアノの黒鍵、アイボリーは白鍵を意味する言葉。

歌詞の内容は⇒

ピアノは黒と白とが調和しているのに、なぜ人間はそれができないのか?

Ebony  and  Ivory (エボニー & アイボリー)

作詞・作曲・・・ポール・マッカートニー

歌・・・ポール・マッカートニー&スティービー・ワンダー

Ebony and Ivory
Live together in perfect harmony
Side by side on my piano keyboard
Oh Lord, why don’t we ?

We all know that people are the same
wherever you go
There’s good and bad in everyone
We learn to live, we learn to give each other
What we need to survive
Together alive

Ebony and Ivory
Live together in perfect harmony
Side by side on my piano keyboard
Oh Lord, why don’t we ?

Ebony, Ivory, living in perfect harmony
Ebony, Ivory, ooh

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【日本語訳】

黒檀(黒鍵)と象牙(白鍵)は 完璧に調和して平和に共存している
ピアノの鍵盤上では 同じ方向を向いて並び合って 
神様 なのになぜ我々はそうしないのか

我々は皆知っている 人間は皆同じなんだということを
どこへ行こうとも
誰にだって良いところもあれば悪いところもある
我々は生き方を学び お互いに与え合うことを学ぶ
生き残ってゆくために必要なことなんだ
共に生きることが

黒檀(黒鍵)と象牙(白鍵)は 完璧に調和して平和に共存している
ピアノの上では 同じ方向を向いて並び合って 
神様 なのになぜ我々はそうしないのか

黒檀と象牙は 完璧に調和して平和に存在している

セメントと石

アメリカに端を発する株の大暴落は、この数日凄まじい勢いで日本を直撃している。

10月10日の日経平均株価は約5年4ヶ月半ぶりの8300円割れ。

(1ヶ月前までは1万2千円台であった。)

新聞・テレビニュースでは「世界の金融危機」等の見出しを連日みかける。

この現象がこのまま進むと日本経済はどうなるのか。

輸出産業は大きく減少し、企業の操業が短縮・倒産があいつぎ、労働者の賃金引下げ・

人員整理による失業者の増大。

79年前、昭和4年の1929年、アメリカではじまった恐慌(株の大暴落)は

「世界恐慌」に発展した。

その後、わが国が暗黒の道を辿(たど)ったことはご承知のことだろう。

2008年平成20年、9月、第92代内閣総理大臣として麻生太郎内閣が誕生した。

福岡県出身の総理大臣としては広田弘毅(ひろたこうき)内閣(第32代)以来、

2人目の総理大臣である。

新首相は、麻生財閥の名門出身。

セメント会社の社長を前歴にもつ。 かたや、故広田弘毅は、ただの石屋のせがれ。

セメントと石。

名門と平民。

(広田弘毅の内閣総理大臣の在任期間は1936年~1937年:昭和11年~昭和12年)

その平民宰相(へいみんさいしょう)は、戦争回避に努めながらも、戦争を強行した軍人たちと

一緒に、東京裁判において死刑を宣告され処刑された。

裁判において、「理由はどうであれ、戦争を止められなかった責任は自分にある」として、

一切の弁解をしなかった。激動の昭和を生きた意志ある男であった。

平成の世、時代も社会システムも広田が生きた時と異なる。 平和な世だ。

セメント、原料は石灰岩。水で練ることで強度なコンクリートになる。

新首相は、この「金融危機」を ” どのようなもの ” で練るのか? 

リーダーシップに期待したい。

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広田弘毅内閣、当時の外務大臣は、麻生太郎総理の祖父、

吉田茂であった。

吉田茂(よしだしげる)・・・・第45・48・49・50・51代内閣総理大臣

1951年(昭和26年)サンフランシスコ平和条約・日米安全保障条約

を結んだことは入試頻出。

63年目の夏・知覧より

終戦の日の今日、松井の説教部屋を再開します。

諸君も神風特攻隊という言葉は知っているだろう。

大東亜戦争(太平洋戦争)末期、飛行機もろとも操縦士は肉弾となり

敵艦に体当たりする、その任務を負った部隊の通称である。

その特攻隊の主基地が鹿児島県の知覧(ちらん)町にあった。

出撃した兵士は10代~20代の若者。飛行士を目指した者もいれば、学徒出陣で徴兵された者もいた。

その隊員の遺影、遺品等を収集し展示している所がある。

”知覧特攻平和記念館”

何の為の戦争で、何の為の平和か。誰が犠牲になり誰が涙しなければならなかったのか。

この場所はそういうことを問いかけてくる。

残された遺影や遺品そして、遺書。 わずか60余年前の真実。

平和な時代に生まれ育った私達にできることは、過去(歴史)から学ぶことである。

過去〈歴史)と会話することである。

ここ ” 知覧特攻記念館 ” は、訪れなければならない場所の一つである。

63年目の終戦の日。昨日北京オリンピックで北島康介が200mでも

金メダルをとった。

平和がいいに決まっている。     

                      平成20年 8月15日  知覧より

受験よくがんばった!

3.12も終わった。なんといっても数学だったな。

今年の数学は難しかった。ほとんどの受験生ができな

かったはず。だから心配するな。しかし、覚悟はしておくこと。

そして、次に進め。

短い時間だったけれど、

みんなありがとう。