松井の説教部屋

    おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり

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                     「人生、片道切符よ!」

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元旦だから敢(あ)えて・・・

受験は天国か地獄か。入試に引き分けはない。そしてそれは、

小学校、中学校と9年間続いた義務教育を卒業する儀式でも

ある。欲しいモノは自分の力で手に入れろ。与え続けられた

なんか変な?9年間の平等生活にさよならしろ。

その先にあるのは公然と格差が整列する高校という場所。

現実の世界。

そこは、希望する者が入学資格を得て入ってくる場所。

入学資格を得なければ入れない所。つまり自由な世界だ。

この意味が解る頃、君たちは本当の自由を探し始めるだろう。

まぁー何年かかるかねー。

自分の人生他人が決める

12月模試の自己最高更新者

Kくん・・・13点up Hくん・・・9点up Nくん ・・・9点up

Nくん・・・7点up

自分の人生は他人が決める。

総てにおいて評価がつきまとう。

しかし、世の中ってヤツは、

そう簡単には評価してくれない。

だから努力するんだ。

お前らみたいな”ガキ”のうちに

努力することを覚えろ。

今やれることを精一杯やる。

最後まで「やりきる」

一日一日、決めた通りに「やる」

その積み重ねこそが努力だ。

努力した者に、一瞬だけ評価が下る。

合格発表、その瞬間だ。

その瞬間のために、自分を磨け。

一瞬の成功を得るために、無限の努力をしろ。

入試で試されるのは、学力ではない。

自分自身が試されるのだ。

努力する天才になれ。

~12月23日~

             ~12月23日~

12月、年が明ければ平成も20年めに入る。

昭和天皇の崩御から20年。まさに光陰矢のごとし。

先日、受験生の合格祈願のために、天神の水鏡天満宮へ 参拝した。

この神社の南側(ラクロス福岡側)の鳥居の扁額の「天満宮」の文字は

11歳の小学生が書いたものであることをご存知だろうか。

しかもその子は鳥居の工事をした、石屋の息子でしかなかった。

明治時代の話である。

後にこの小学生は修猷館高校を卒業後東京大学へ進学。

そして外交官となった。

1936年2.26事件後、第32代内閣総理大臣に就任する。

福岡県出身唯一の総理大臣、広田弘毅(ひろたこうき)内閣の誕生である

しかし、時代は彼にとって皮肉な運命を背負わせた。

就任期間は一年に満たなかった。その間1937年に日中戦争勃発。

広田は戦争防止に尽力したが、軍部は戦争を拡大していった。

戦勝国が敗戦国を裁いた、東京裁判(極東軍事裁判)ではA級戦争犯罪人として逮捕されることになった。

裁判では、一切の弁解をしなかった広田弘毅。

戦争を進めた軍人らと共に処刑されたのは昭和23年12月23日のことである。

今月、平成に入っての国民の祝日、天皇誕生日も19回目を迎える。

原因と結果

11県模試自己最高更新者

S君・・・8点UP    H君・・・最高維持

12月に入った。昔から、”季節に一番敏感なのは、受験生”と

いわれてきたが、さて、君たちはどうだろうか。ジャンパーの季節

に入ったんだぞ。受験はもう目の前だ。

12月は師走(しわす)とも言う。先生が走り回るほど忙しいことが

この異称の由来だ。一年12ヶ月。最後の月ということで、極月

(ごくげつ)とも言われる。

この一年、君たちは何を極めてきたのだろうか。

あまりにも意地悪い質問に答えることができるだろうか。

答えは”どいつもこいつも知っている”以前、ブログにも書いた。

今君たちは受験を通して”やりきる力”を養っている最中だ。

やりきる段階において、”結果はつきもの”である。

受験生なのだから、「成績があがった」ことが結果であることは

いうまでもない。

では結果はどこから生まれるのか、突然ひょっこり出せるほど、甘い

ものではない。使い古された言葉だが、「努力の積み重ね」からしか

出てこないのではないか。

受験の努力なんて簡単なことで、常に、勉強するかしないかの

2者選択を間違わなければいいだけだ。

この正しい選択こそが”結果”の源、つまり”原因”である。

良い結果には良い原因が、悪い結果には悪い原因がある。

いわゆる、因果関係である。故に、いい結果を作りたいのであれば

良い原因を作ればいいだけのことだ。

”志望校合格”はまだ間に合う。

ちなみに、人間の苦しみの原因を12段階に分けて説明したものに

「十二因縁」というものがある。

人間の因果関係を説いた仏教の教説だ。

前回ブログで話した108(人間の煩悩の数:ぼんのう)を12で割ってごらん。

苦しみたくなければ、迷いを捨て、今の”仕事”に没頭せよ。

                                    12月1日

108

11月25日、今日は県模試の日である。期末ボケを解消する意味でも、

絶好の模試日と言っていい。  それだけではなく、今日は公立高校

入試カウントダウン108日。

「108]という数字は、仏教では人間の煩悩(ぼんのう)の数を表す。

煩悩とは、人間の心身をわずらわさせ、悩ませる一切の”迷いの心”

を意味する。

目標は立てたものの、口先ばかりで何もしてこなかった者は、

日々近づく現実に直面し、ひれ伏してはいないだろうか。

その者たちに問う。  

 「何故そうなったのか?」

答えは簡単である。日々、選択を誤り続けたのである。

勉強するかしないか。その選択に、楽な方を選んだのである。

 ”煩悩”に負けたということだ。

楽な道を選んで、その結果何を残してきたのだろう。

きっと、何一つ残っていないのではないか。

「黄昏(たそがれ)の砂浜は歩きづらいが、振り返ると

波うちぎわに自分の足跡が・・・・自分だけの足跡が・・・・

一つ一つ残っている。アスファルトの道は歩きやすいが、

そこに足跡など残りはしない。」
           
              遠藤周作(作家:故人)の著書より

ちなみに、遠藤周作はカトリック(キリスト教)であった。