松井の説教部屋

    おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり

このブログは双方向機能の設定はしていませんので、コメントの入力はできません。また、モデレートも承認しませんのでご了承下さい。
「行動は俺のもの、コメントは他のもの、俺の知ったことじゃない。」
                     「人生、片道切符よ!」

トップページ
Clip to Evernote
ブログ                    義修館/イグザムホームページ

ブログ一覧

 ~長崎の鐘~

「原子ってどのくらいの大きさね?」四年生の誠一が尋ねる。

「とても小さいものだ。球の形をしているものとすれば、その直径は約一億分の一センチだね。」

「核ってどんなもの?」

「葡萄の中に種が集まっているだろう。あんなものさ。 原子核には中性子という粒と陽子という粒とがある。

陽子は電子をもっているが、中性子は電子をもっていない」

「原子が爆裂するとどうなる?」

「この中性子や陽子の一部がなくなって、その代わりに猛烈な力ができる。そしてそれが強い勢いで噴出すんだ。

その力で工場も家もぺしゃんこになったものさ。それから中性子なども一緒に吹き飛ばされてくる。

それが人間の身体に突っ込んでいろいろな原子病を起こしたんだ」

「原子は爆弾のほかに使いみちはないの?」

いいえ、あるとも。こんな一度に爆発させないで、少しずつ、連続的に、調節しながら破裂させたら、

原子力が汽船も汽車も飛行機も走らすことができる。

石炭も石油も電気もいらなくなるし、大きな機械もいらなくなり、人間はどれほど幸福になれるかしれないね」

「じゃ、これからなんでも原子でやるんだなあ」

「そうだ、原子時代だ。人類は大昔から石器時代、銅器時代、鉄器時代、石炭時代、石油時代、電気時代、電波時代

と進歩してきて、今年から原子時代に入ったんだ。 誠一も茅乃も原子時代の人間だ」

原子時代、原子時代と呟いていたいた子供も眠る。 ちろちろ虫頭の下で鳴いている。

人類は原子時代に入って幸福になるであろうか? それとも悲惨になるであろうか? 神が宇宙に隠しておいた原子力

という宝剣を嗅ぎつけ、捜し出し、ついに手に入れた人類が、この両刃の剣を振るっていかなる舞を舞わんとするか?

「長崎の鐘」 永井 隆 著より

8.15終戦の日

62年前の今日、日本はポツダム宣言を受諾した。

宣言の内容は無条件降伏。

兵士として出征(戦場に行くこと)した日本人1000万人・・・成年男子の約4分の1
そのうち死者200万人。
一般国民の死者100万人。

家を空襲で焼かれた者1500万人。
今の俺達はその歴史の上に生きている。

長崎の鐘

11時2分、長崎の鐘が鳴った。

原爆投下から62年。

この悪魔は一瞬にして7万人以上の命を奪った。

その後も原爆病で7万人以上の人が亡くなっている。

平成の今日でも死者は増えている。

あの戦争は終わっていないのだ。

君たちは知っているだろうか?

長崎に原爆病院があり、爆心地公園があることを。
※広島にも原爆病院はあります。

夏休み1ヶ月切ったぜ!

8月に入り、台風5号(アジア名うさぎ)も去り、秋が迫ってきようぜ!!

受験生はこの夏に人生をかけ、とことん勉強しろよ。

9月、10月、11月は模試銀座。

模試が集中して行われる。その時生徒の口から出る言葉が

「夏休みちゃんとしとけばよかった。」

良い結果は良い原因からしか作られない。

良い結果を残したければ、今原因をつくれ!

今だ。今だ。今こそがチャンス。
”きょう一日を失う者は入試も失う”

きょうはSが数学学年3位

昨日はNの話を書いたが、きょう高等部でSと会った。

するとなんと数学Aは学年3位だという。

そして、きょうもまた「お前がや!?」と、とんでもない一言を・・・

Sよ、よくやった。えらい。

高1はよくがんばっているね。