松井の説教部屋

    おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり

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新首相は令和おじさん

日本のリーダーが交代した。

新しく総理大臣になったのは前内閣官房長官、菅義偉氏。

初代内閣総理大臣の伊藤博文から数えて99代となる。

管さんといえば、令和おじさんとして親しまれてはいるが、

国のトップとしての実力は未知数である。

以下、自民党総裁選で勝利した時の菅さんのブログより抜粋。

・・・・・・・・・・・・・・・・略・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自由民主党総裁に就任した今、そうした当たり前でない部分があれば徹底的に見直し、

この日本の国を前に進めていきます。

特に、役所の縦割り、既得権益、そして悪しき前例主義を打破し、

規制改革をしっかり進めていきます。

そして国民のために働く内閣というものをつくっていきたい、

・・・略・・・

そして新型コロナウイルス感染症拡大という国難の中にあって、

陣頭指揮を執ってこられた安倍総理が病気のために道半ばで退かれる

ことになりましたが、政治空白は許されません。一刻の猶予もありません。

この危機を乗り越え、国民の皆様一人一人が安心できる生活を一日も早く取り戻すために、

安倍総理が進めてきた取り組みをしっかり継承し、さらに前に進めていかなければなりません。

それが私に課された使命であると認識しています。

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アベノミクスをを継承する新首相の経済対策は、当然スガノミクスと呼ばれるのだろうが、

実体経済にそぐわない株価の高騰で投資家だけが富を得ている現状に放つ「矢」はないものか。

菅首相を全面的にバックアップすると公言した安倍前首相。

この二人に、何を言っても「あっかんベー」(安・菅・倍)されるのがオチか。

 

入門 1945 ポツダム宣言

ポツダム宣言は全13条からなる、アメリカ・中国・イギリスが共同で出した、

日本への無条件降伏を求める最終通達です。(この三国は当時日本と戦争をしていた主要国です。)

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①アメリカ・中国・イギリスは、日本が戦争を終結させるチャンスを与える。

②連合国は日本が戦争を終結させるまで徹底的に戦う。日本国に対し、最終打撃を与える。

③連合国の軍事力で、日本軍と日本国を壊滅させる。

④日本は軍国主義を捨てる決意をせよ。

⑤我々の条件は以下の通りである。

⑥日本国民をだまし、過ちを犯した権力や勢力は永久に排除する。

⑦日本が新しい秩序を構築し、戦争する能力が消滅したと確証するまで占領する。

⑧日本の主権は、北海道、本州、四国、九州及び連合国が決定する諸小島に限る。

⑨日本国軍隊は完全に武装を解除し、その後は平和かつ生産的に生活するチャンスが与えられる。

⑩我々は、日本人を奴隷化したり日本国民を滅亡しようとは考えていない。

だが、戦争犯罪人は処罰されなければならない。

また、日本政府は民主主義が復活するために、言論、宗教及び思想の自由、基本的人権の尊重を

確立しなければならない。

⑪日本は経済の復興が許される。但し、再軍備に関係する産業は除外する。

⑫前記の諸目的が達成され、日本国民の自由意思で、平和的な政府が樹立されたならば占領は解除される。

⑬我々は日本国政府が速やかに、日本軍の無条件降伏を宣言し、その行動について、十分に保障することを求める。

これ以外の選択は、日本国の壊滅があるだけである。

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7月26日に決定されたこの宣言を日本政府は黙殺した。

黙殺を拒否と判断したアメリカは10日もたたぬ8月6日、広島に原子爆弾を投下した。

 

※ポツダムはドイツの首都ベルリン近郊の都市。

この地で、ポツダム宣言の内容等が決められた。⇒ポツダム会談

富岳(ふがく)

次の計算をして下さい。

3+4は?、2+2は?、3+3は?、6+6は?、では12+12は?

それでは問題です。

12と5の間の数字を一つ思い浮かべて下さい。結果は後ほど。・・・・・・

先日、日本の英知を結集したスーパーコンピュータ「富岳」が、

世界のスーパーコンピュータランキングの4部門で世界一となる快挙を果たした。

世界一の計算スピードを持つ「富岳」の実力は約毎秒4京回といわれている。???

もう少し詳しく説明すると、地球上の全人類70億人が24時間一睡もせず、

一秒に一回のペースで計算し続け、約2年かかることをこの「富岳」は、

たった1秒で処理できるのだ。

因みに人間一人でその計算を行うと126億年かかる。

そして、今後期待される「富岳」の用途として、地震・津波などの防災、

地球温暖化などの環境問題や予防医療などの医療技術開発、

宇宙の法則や進化の解明など、多岐にわたる。

昔、スーパーコンピュータの開発費をめぐり、

「2位ではダメなんですか。」と発言した国会議員がいたが、1位がいいに決まっている。

すべては未来のための投資。今年2月、WHOとユニセフが、未来を担う子供たちについて、

健康な生活や良好な教育などを享受できるかを示した「子供の繁栄指数」ランキングを公表した。

残念ながら日本は7位。・・・・・・・・・・・・・・・

12と5の間の数字、7ではなかったでしょうか。

「密」

時は明治、都市には鉄道が敷かれ、

郵便、電信・電話といった通信網も整備され、

人・モノ・情報そして、コミュニケーションの遠隔移動をも可能となった。

文明が開化する中、人・モノ・カネ・情報は都会に集中し、

都会は更なる文化を生み出した。

大正・昭和・平成・令和と、

時代は変わっても発展すべき場所、繁盛すべき店、

いずれの空間も人で賑わっていることがその証とされた。

いわゆる、「密」であることが重要だった。

今、その価値観は変わった。

「密」を避けなければならないのだ。

人が集中してはいけないのだ。

臨時休校していた学校は分散登校をすることで再開し、

一部であるが、企業の社員は密集する通勤時間帯を避けての

分散出社を行っている。

それぞれが行う、生きる工夫。

私たちが闘う見えない敵、新型ウイルス。

奴らをかわしながら生き延びなければならない。

 

今、私たちの生活にはノートパソコンやスマートフォンがある。

これらがない生活は想像できない。

インターネットの高速化でほとんどのものが遠隔操作できるようになった。

次世代通信といわれる5G はもう目の前だ。

生きる工夫の一つ、オンライン授業やリモート会議、リモートワークは「密」を

回避できる。

明治から百五十年、IT 革命といわれて久しいが、

この通信技術は私たちの生活を根底から変えている。

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明治コソコソ噂話・・・ 明治時代、電話が日本 に普及し始めた頃、

コレラが世界的に大流行していました。

当時の日本人は、コレラが電話を通して感染すると信じ込んでいて、

電話のベルが鳴っては逃げ出し、

電話線の下を横切る時も扇子で頭を隠していたそうです。

 

半ドン

全国で相次ぐ様々なイベントの中止。

ゴールデンウィーク、博多どんたくも中止になった。

大型連休最大級の人出を誇る博多どんたく。

名前の由来はオランダ語のゾンターク(日曜日・休日)が訛ったとされる。

土曜日の授業などは午前中で終わるので半ドンと呼ぶのはここからきている。

今、臨時休校の影響で学習の遅れをとり戻すために、土曜日に授業を組み込

む案が出ている。半ドン授業だ。

まぁ、昔は土曜日に学校は当たり前だったので、酷とは思わないが、

夏休みの大幅短縮は可哀そうだ。

子どもたちは、いつ学校が再開するのか、先が見えない中での休校(自宅待機)を強いられたわけだ。

待ちに待った夏休みも学校に縛られるというのは合点がいかない。

学校行事等も含め、学習時間の確保が問題ならば、

その中身が本当に必要なものかどうか、今一度精査していただきたい。

不要とは言わないまでも、削ることのできるものがあるのではないか。

現場の先生たちは分かっているはず。

ただ、今回の一連のゴタゴタで分かったことは、

自治体は国が方針を示さなければ動かない、動けない。

どっちでもいい。

国は方針を示した後は自治体に任せるという。まぁ、そうだろう。

で、結局・・・、

時間だけが過ぎた。

博多どんたくと並ぶ、博多っ子の祭り、

博多祇園山笠も今年は中止だそうだ。
そもそも山笠は、疫病退散祈願の祭りのはずなのだが・・・。